特許
J-GLOBAL ID:200903076678518761

車輪の段差越え装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239817
公開番号(公開出願番号):特開平10-057419
出願日: 1996年08月21日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 車椅子の前輪、ショッピングカートなどの車輪に付設することにより、段差を容易に乗り越え可能にする簡単な構造の技術手段を得る。【解決手段】 回転車輪4の近傍に当該車輪の車軸8と平行な揺動軸12まわりに揺動自在な扇形車輪13を設ける。この扇形車輪13は、回転車輪4の回転半径rより大きな回転半径Rと、回転車輪の外周縁16より曲率の小さな外周円弧17とを備え、その外周円弧17を回転車輪4の進行方向に張り出しかつ接地床面より高い位置にして揺動軸12に軸支されている。回転車輪4が正逆転するときは揺動軸12を回転車輪の車軸8の直上部に設け、一方向にのみ回転するときは進行方向側に偏倚させて設ける。段差に衝突したとき、扇形車輪13と回転車輪4とで1個の段差をあたかも高さが半分の2個の段差を越えるようにして乗り越えていくので、段差越え機能が大幅に改善される。
請求項(抜粋):
回転車輪(4) の近傍に当該回転車輪の車軸(8) と平行な揺動軸(12)まわりに揺動自在に設けられた扇形車輪(13)と、この扇形車輪を前記揺動軸まわりの定常位置に復帰させる復帰手段(18,23) とを備え、前記扇形車輪(13)は、回転車輪の回転半径(r) より大きな回転半径(R) と回転車輪の外周縁(16)より曲率の小さな外周円弧(17)とを備え、その外周円弧(17)を回転車輪(4) の進行方向に張り出しかつ回転車輪の最下端(16a) より高い位置にして前記揺動軸(12)に軸支されていることを特徴とする、車輪の段差越え装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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