特許
J-GLOBAL ID:200903076690782938

クランクシャフトのピン部の高周波焼入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-120370
公開番号(公開出願番号):特開2001-303132
出願日: 2000年04月21日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトのピン部の表面(被焼入部分)を均一に高周波誘導加熱することができてクランクシャフトの焼割れの発生を防止でき、しかも焼き歪み(変形)の程度を小さく抑えることができるようにする。【解決手段】 クランクシャフト1の回転に伴ってピン部14が上死点Cを通過する前の所定の位置(点B)から上死点Cを通過した後の所定の位置(点D)までの区間を回動する際には、高周波誘導加熱コイル4に高周波電流を間欠的に流すことによりピン部14の間欠加熱を行なうと共に、ピン部14が下死点Aを通過する前の所定の位置(点D)から下死点Aを通過した後の所定の位置(点B)までの区間を回動する際には、高周波誘導加熱コイル4に高周波電流を連続的に流してピン部の連続加熱を行ない、これにより、各所で熱容量の異なるピン部14の表面を均一に加熱する。
請求項(抜粋):
クランクシャフトのピン部の上に半開放鞍型の高周波誘導加熱コイルを載置し、前記クランクシャフトをその中心軸を中心に回転せしめて前記高周波誘導加熱コイルを前記ピン部に追従させつつ前記ピン部を高周波誘導加熱し、しかる後に前記ピン部を冷却することにより前記ピン部の表面を焼入する方法において、前記クランクシャフトの回転に伴って前記ピン部が上死点を通過する前の所定の位置から上死点を通過した後の所定の位置までの区間を回動する際には、前記高周波誘導加熱コイルに高周波電流を間欠的に流すことにより前記ピン部の間欠加熱を行なうと共に、前記ピン部が下死点を通過する前の所定の位置から下死点を通過した後の所定の位置までの区間を回動する際には、前記高周波誘導加熱コイルに高周波電流を連続的に流して前記ピン部の連続加熱を行ない、これにより、各所で熱容量の異なるピン部の表面を均一に加熱するようにしたことを特徴とするクランクシャフトのピン部の高周波焼入方法。
IPC (5件):
C21D 9/30 ,  C21D 1/10 ,  C21D 1/42 ,  H05B 6/06 391 ,  H05B 6/10 331
FI (7件):
C21D 9/30 A ,  C21D 1/10 B ,  C21D 1/10 R ,  C21D 1/42 B ,  C21D 1/42 M ,  H05B 6/06 391 ,  H05B 6/10 331
Fターム (20件):
3K059AA09 ,  3K059AB04 ,  3K059AB24 ,  3K059AB28 ,  3K059AC09 ,  3K059AC33 ,  3K059AC37 ,  3K059AD03 ,  3K059AD05 ,  3K059AD35 ,  3K059AD40 ,  3K059CD05 ,  3K059CD09 ,  3K059CD10 ,  4K042AA16 ,  4K042DA01 ,  4K042DB01 ,  4K042DC05 ,  4K042DF02 ,  4K042EA03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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