特許
J-GLOBAL ID:200903076694806157

オレフィン重合用触媒成分及びそれからなる触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107331
公開番号(公開出願番号):特開平10-298217
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 分子量分布の制御を可能にし、特に広分子量分布のオレフィン重合体を製造可能にする触媒の提供。【解決手段】 下成分(A),(B),(C)からなる触媒。成分(A):一般式 Q<SP>1 </SP>(IndR<SP>1 </SP><SB>a </SB>)(IndR<SP>2 </SP><SB>b </SB>)MeX<SP>1 </SP>Y<SP>1 </SP>[ここで、IndR<SP>1 </SP><SB>a </SB>およびIndR<SP>2 </SP><SB>b </SB>は、それぞれ共役五員環配位子を含む置換インデニル配位子を示し、Q<SP>1 </SP>は二つの共役五員環配位子を架橋する結合性基であり、2価の炭化水素基、炭化水素基含有シリレン基または炭化水素基含有ゲルミレン基を示し、Meはジルコニウム、ハフニウムを、X<SP>1 </SP>およびY<SP>1 </SP>は、水素、ハロゲン基、炭化水素基等、R<SP>1 </SP>およびR<SP>2 </SP>は、炭化水素基等、また、隣接する2個のR<SP>1 </SP>または2個のR<SP>2 </SP>がそれぞれ結合して環を形成していてもよい。aおよびbは0<a≦6、0<b≦6る。ただし、R<SP>1 </SP>およびR<SP>2 </SP>を有する2個の置換インデニル配位子は、基Q<SP>1 </SP>を介しての相対位置の観点において、Meを含む平面に関して非対称である。]で表されるメタロセン化合物成分(B):イオン交換性層状珪酸塩成分(C):有機アルミニウム化合物
請求項(抜粋):
下記成分(A)および(B)からなることを特徴とする、オレフィン重合用触媒成分。成分(A):下記一般式(I)で表されるメタロセン化合物【化1】 Q<SP>1 </SP>(IndR<SP>1 </SP><SB>a </SB>)(IndR<SP>2 </SP><SB>b </SB>)MeX<SP>1 </SP>Y<SP>1 </SP> (I)[ここで、IndR<SP>1 </SP><SB>a </SB>およびIndR<SP>2 </SP><SB>b </SB>は、それぞれ共役五員環配位子を含む置換インデニル配位子を示し、Q<SP>1 </SP>は二つの共役五員環配位子を架橋する結合性基であり、炭素数1-20の2価の炭化水素基、炭素数1-20の炭化水素基を有するシリレン基または炭素数1-20の炭化水素基を有するゲルミレン基を示し、Meはジルコニウム、ハフニウムを、X<SP>1 </SP>およびY<SP>1 </SP>は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン基、炭素数1-20の炭化水素基、炭素数1-20のアルコキシ基、炭素数1-20のアルキルアミド基、トリフルオロメタンスルホン酸基、炭素数1-20のリン含有炭化水素基または炭素数1-20のケイ素含有炭化水素基を示す。R<SP>1 </SP>およびR<SP>2 </SP>は、それぞれ独立して、炭素数1-30の炭化水素基、ハロゲン基、アルコキシ基、ケイ素含有炭化水素基、リン含有炭化水素基、窒素含有炭化水素基またはホウ素含有炭化水素基を示す。また、隣接する2個のR<SP>1 </SP>または2個のR<SP>2 </SP>がそれぞれ結合して環を形成していてもよい。aおよびbは0<a≦6、0<b≦6を満足する整数である。ただし、R<SP>1 </SP>およびR<SP>2 </SP>を有する2個の置換インデニル配位子は、基Q<SP>1 </SP>を介しての相対位置の観点において、Meを含む平面に関して非対称である。]成分(B):イオン交換性層状珪酸塩
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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