特許
J-GLOBAL ID:200903076714777060

同期型並列処理システムおよび同期型並列処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-144097
公開番号(公開出願番号):特開平11-338834
出願日: 1998年05月26日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】関連性を有する複数個の処理単位を含んだデータ処理を複数台のコンピュータで並列に実行する同期型並列処理システムを提供する。【解決方法】データ処理要求の受け付け窓口となるコンピュータaは、まず、要求されたデータ処理に含まれる複数個の処理単位(処理(1)〜(4))それぞれを独立して実行するために必要となる情報を準備し、その準備した情報を添付して、コンピュータc〜fそれぞれに処理単位を分配する。そして、コンピュータaは、分配した処理単位すべての正常終了が報告されたかどうか診断し、すべての正常終了が報告された場合には、コンピュータbで動作するデータベースシステムに対し、そのデータ処理に関するデータ更新の確定を指示する。また、いずれかの異常終了が報告された場合には、コンピュータbで動作するデータベースシステムに対し、そのデータ処理に関するデータ更新の破棄を指示する。
請求項(抜粋):
関連性を有する複数個の処理単位を含んだデータ処理を複数台のコンピュータで並列に実行する同期型並列処理システムであって、前記データ処理の実行によって更新されるデータを一元的に管理するデータベースシステムを備えた同期型並列処理システムにおいて、前記データ処理に含まれる複数個の処理単位それぞれを独立して実行するために必要となる情報を準備する準備手段と、前記準備手段により準備された情報を添付して前記データ処理に含まれる複数個の処理単位を前記複数台のコンピュータに分配する分配手段と、前記分配手段により分配された前記データ処理に含まれる複数個の処理単位すべての正常終了が報告されたときに、前記複数台のコンピュータそれぞれで実行されたそのデータ処理に関するデータ更新の確定を前記データベースシステムに指示し、前記分配手段により分配された前記データ処理に含まれる複数個の処理単位の中のいずれかの異常終了が報告されたときに、前記複数台のコンピュータそれぞれで実行されたそのデータ処理に関するデータ更新の破棄を前記データベースシステムに指示する診断手段と、を具備することを特徴とする同期型並列処理システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-224169
  • 特開平2-224169
  • 分散処理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-044119   出願人:株式会社日立製作所, 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社

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