特許
J-GLOBAL ID:200903076725800985

アシル化剤とそれを用いたアシル化法、及びアダマンタン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-353620
公開番号(公開出願番号):特開平11-335304
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 活性化されていない炭素原子に直接且つ容易にアシル基を導入できるアシル化剤を提供する。【解決手段】 アシル化剤は、(A)1,2-ジカルボニル化合物又はそのヒドロキシ還元体と、(B)酸素と、(C)(c1)金属化合物及び(C2)N-ヒドロキシフタルイミドなどのイミド化合物から選択された少なくとも1種の化合物とで構成されている。1,2-ジカルボニル化合物又はそのヒドロキシ還元体(A)として、ビアセチル、2,3-ブタンジオールなどを使用できる。金属化合物(c1)として、酢酸コバルトなどのコバルト化合物等を使用できる。アダマンタン誘導体などのメチン炭素原子を有する化合物に前記アシル化剤を作用させることにより、メチン炭素原子に効率よくアシル基を導入できる。
請求項(抜粋):
(A)1,2-ジカルボニル化合物又はそのヒドロキシ還元体と、(B)酸素と、(C)(C1)金属化合物及び(C2)下記式(1)【化1】(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基を示し、R1及びR2は互いに結合して二重結合、または芳香族性又は非芳香族性の環を形成してもよい。Xは酸素原子又はヒドロキシル基を示す。前記R1、R2、又はR1及びR2が互いに結合して形成された二重結合又は芳香族性若しくは非芳香族性の環には、上記式(1)中に示されるN-置換環状イミド基が1又は2個結合していてもよい)で表されるイミド化合物から選択された少なくとも1種の化合物とで構成されているアシル化剤。
IPC (15件):
C07B 41/06 ,  B01J 27/128 ,  B01J 31/02 103 ,  B01J 31/04 ,  B01J 31/20 ,  C07C 1/207 ,  C07C 13/28 ,  C07C 13/615 ,  C07C 27/04 ,  C07C 29/136 ,  C07C 35/22 ,  C07C 45/46 ,  C07C 47/34 ,  C07D303/04 ,  C07B 61/00 300
FI (15件):
C07B 41/06 B ,  B01J 27/128 Z ,  B01J 31/02 103 Z ,  B01J 31/04 Z ,  B01J 31/20 Z ,  C07C 1/207 ,  C07C 13/28 ,  C07C 13/615 ,  C07C 27/04 ,  C07C 29/136 ,  C07C 35/22 ,  C07C 45/46 ,  C07C 47/34 ,  C07D303/04 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
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