特許
J-GLOBAL ID:200903076750300350

建設機械のエンジン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352116
公開番号(公開出願番号):特開平7-189764
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 従来技術の建設機械では、運転者が作業負荷を勘によって判断し、その判断に基づきモード切換スイッチを切換え、エンジン回転を高速,中速,低速などに選択設定していた。そのために作業負荷の判断が不正確で、一般の作業を行うときには高速にすることが多かった。したがって燃費が高くなって不経済であり、しかもエンジン騒音が高かった。この問題点を解決する。【構成】 本発明のエンジン制御装置では、油圧ポンプ吐出側のメイン回路に設けた圧力センサからの圧力信号をコントローラに入力せしめ、その圧力信号に基づきコントローラから油圧ポンプのレギュレータに、電磁比例減圧弁を介してポンプ傾転指令信号を出力するようにし、コントローラにて算出したポンプ吸収馬力と、その時点のエンジン回転数におけるエンジン性能曲線に基づくエンジン馬力とを比較演算するようにした。
請求項(抜粋):
機体にエンジンを搭載し、そのエンジンにより駆動される油圧ポンプと、その油圧ポンプからの圧油により駆動される各種油圧アクチュエータを装着し、コントローラからエンジンのガバナに対して指令信号を出力することによりエンジン回転数を制御するようにしている建設機械において、油圧ポンプ吐出側のメイン回路に設けた圧力センサからの圧力信号をコントローラに入力せしめ、その圧力信号に基づきコントローラから油圧ポンプのレギュレータに、電磁比例減圧弁を介してポンプ傾転指令信号を出力するようにし、また上記圧力信号とポンプ傾転指令信号に基づきコントローラではポンプ吸収馬力を算出し、そのポンプ吸収馬力と、その時点のエンジン回転数におけるエンジン性能曲線に基づくエンジン馬力とを所定の作業実働時間だけ比較演算し、上記エンジン出力がポンプ吸収馬力より大きいと判断することによって、コントローラからエンジンのガバナに対してエンジン回転低減指令信号を出力するようにしたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/04 ,  E02F 9/22 ,  F04B 49/00 341 ,  F15B 11/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る