特許
J-GLOBAL ID:200903076759992530

内燃機関用補機ベルトシステムおよびベルト張力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-364123
公開番号(公開出願番号):特開2003-161160
出願日: 2001年11月29日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 1つのオートテンショナでもって、始動時に必要な大きなベルト張力をベルトに確実に付与でき、かつ、始動後にはエンジンの駆動力で補機プーリを駆動するのに必要な適切な張力をベルトに付与できる内燃機関用補機ベルトシステムを提供する。【解決手段】 この内燃機関用補機ベルトシステムでは、ベルト張力調整装置12は、エンジンの始動時には、ベルト張力調整装置12は、プーリ付勢部制限機構をなすバネ式油圧シリンダ18が、バネ力でもってプッシュロッド17を押し出した位置に固定して、回動アーム15を所定角度だけ回動させる。これにより、エンジンの始動後にベルト7に与える所定の張力よりも大きい張力をベルト7に与える位置に、ベルト張力調整プーリ11を位置させる。一方、エンジン始動後には、油圧でもってプッシュロッド17を引き込んだ位置に固定して、プッシュロッド17を回動アーム15に対して非干渉とする。
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸に装着された駆動プーリと、上記内燃機関の始動機に装着された始動用プーリと、補機に装着された補機プーリと、上記駆動プーリと始動用プーリとの間に配置されたベルト張力調整プーリによって、ベルト張力を調整するベルト張力調整装置と、上記始動用プーリ,ベルト張力調整プーリ,駆動プーリおよび補機プーリに順次掛け渡されたベルトとを備え、上記ベルト張力調整装置は、支持部に対して回動可能に取り付けられ、上記内燃機関の始動後に上記ベルトに所定の張力を与えるように、上記ベルト張力調整プーリを付勢するプーリ付勢部と、上記内燃機関の始動後に、油圧でもってプッシュロッドを引き込んだ位置に固定して、上記プッシュロッドを上記プーリ付勢部に対して非干渉とする一方、上記内燃機関の始動時には、バネ力でもって上記プッシュロッドを押し出した位置に固定して、上記プッシュロッドでもって上記プーリ付勢部を所定角度だけ回動させることで、上記内燃機関の始動後に上記ベルトに与える上記所定の張力よりも大きい張力を上記ベルトに与える位置に、上記ベルト張力調整プーリを位置させるバネ式油圧シリンダからなるプーリ付勢部制限機構とを有することを特徴とする内燃機関用補機ベルトシステム。
IPC (6件):
F02B 67/06 ,  B60K 25/06 ,  F02N 11/00 ,  F02N 11/04 ,  F02N 15/08 ,  F16H 7/12
FI (6件):
F02B 67/06 A ,  B60K 25/06 ,  F02N 11/00 N ,  F02N 11/04 A ,  F02N 15/08 ,  F16H 7/12 A
Fターム (13件):
3D037CA00 ,  3D037CB00 ,  3D037CB14 ,  3D037CB36 ,  3J049AA01 ,  3J049AB03 ,  3J049BB05 ,  3J049BB11 ,  3J049BB13 ,  3J049BC04 ,  3J049BH10 ,  3J049CA01 ,  3J049CA03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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