特許
J-GLOBAL ID:200903076771222473

切替制御型の液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-256996
公開番号(公開出願番号):特開2001-082534
出願日: 1999年09月10日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 切替制御型の液封入式防振装置として、仕切部を複数の構成部品により空気中で位置ずれなく容易に組立てでき、経時変化による構成部品の相対変位を小さくし、各部品間のシールを良好にし、耐久性を向上させる。【解決手段】 本体金具1を介して結合された防振基体2第1のダイヤフラム4との間に仕切部10を嵌着する。仕切部は、第1のオリフィス13を形成する仕切主部材15の主液室7側に第2のダイヤフラム11を配し、その周縁部を押圧し第2の副液室9と第2のオリフィス14を形成する仕切板部材16を、仕切主部材外周に対してかしめ手段により係合して被着し、仕切主部材15の下面側に仕切用受板17を圧入手段により固定しておき、これを本体金具1の内周に嵌着し、受板の外周縁部を本体金具にかしめ固定する。
請求項(抜粋):
ゴム弾性体よりなる防振基体と、この防振基体の上下一方側に結合された第1の取付金具と、前記防振基体の他方側に結合された筒状の本体金具と、前記防振基体と対向して前記本体金具に取着された第1のダイヤフラムと、前記防振基体と前記第1のダイヤフラムの間に配設された仕切部と、前記の仕切部と防振基体との間に形成された主液室と、前記の仕切部と第1のダイヤフラムとの間に形成された第1の副液室と、前記仕切部の主液室側に形成された第2の副液室と、前記第2の副液室との間を第2のダイヤフラムで隔した大気圧および負圧の切替導入が可能な切替室と、前記主液室と前記第1および第2の副液室とをそれぞれ連通させる第1および第2のオリフィスとを備えてなる液封入式防振装置であって、前記仕切部は、外周に前記第1のオリフィスを形成する仕切主部材の主液室側の内方部に、前記切替室を形成するように前記第2のダイヤフラムが配されるとともに、この第2のダイヤフラムの周縁部を仕切主部材側に押圧して該ダイヤフラムとの間に前記第2の副液室を形成する仕切板部材が、仕切主部材外周に対するかしめ手段により係合されて被着され、前記第2の副液室の外方において仕切部材と仕切板部材により画された部分が前記第2のオリフィスとして形成され、さらに前記仕切主部材の第1の副液室側には、外周縁部が仕切主部材より外方に延出する仕切用受板が中央部で仕切主部材に圧入手段により固定されてなり、前記仕切板部材が前記本体金具の内周に液密に嵌着されるとともに、前記受板の外周縁部が前記第1のダイヤフラムとともに本体金具にかしめ手段により固定されてなることを特徴とする切替制御型の液封入式防振装置。
IPC (4件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/06 ,  F16F 13/18
FI (5件):
F16F 13/00 630 D ,  B60K 5/12 H ,  B60K 5/12 J ,  F16F 13/00 620 U ,  F16F 13/00 620 R
Fターム (9件):
3D035CA05 ,  3D035CA06 ,  3D035CA35 ,  3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CB10 ,  3J047CD12 ,  3J047DA02 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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