特許
J-GLOBAL ID:200903076775549868

自動しきい値制御回路及び光受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081077
公開番号(公開出願番号):特開平9-270755
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 自動しきい値制御回路に関し、誤動作防止のオフセット電圧が印加されてもしきい値を受信データの振幅の中心に制御し、前置増幅器(PA)の非直線特性によって受信データのデューティ比が劣化してもそれを補正する自動しきい値制御回路を提供し、以て光受信装置の性能を改善する。【解決手段】 自動しきい値制御回路は、受信データの振幅がPAの線型の範囲にあるか否かを判定する第一のレベル判定回路と、両端の入力端子に受信データの“1”の電圧と“0”の電圧を供給される、可変抵抗を備える第一の分圧回路とを設け、該第一のレベル判定回路が、該受信データの振幅が該PAの線型の範囲にあると判定した時には、該第一の分圧回路の出力電圧を該受信データの振幅の中心に制御し、該第一のレベル判定回路が、該受信データの振幅が該PAの非線型の範囲にあると判定した時には、該第一の分圧回路の出力電圧を該受信データの振幅の中心より高く制御し、該第一の分圧回路の出力電圧を主増幅器にしきい値電圧として供給するように構成する。
請求項(抜粋):
前置増幅器が出力する受信データを主増幅器において識別する際に、該主増幅器にしきい値電圧を供給する自動しきい値制御回路において、該前置増幅器の出力である受信データの振幅が該前置増幅器の直線特性の範囲にあるか否かを判定する第一のレベル判定回路と、両端の入力端子に受信データのハイ・レベルの電圧と受信データのロー・レベルの電圧を供給される、少なくとも一の可変抵抗を備える第一の分圧回路とを設け、該第一のレベル判定回路が、該受信データの振幅が該前置増幅器の直線特性の範囲にあると判定した時には、該第一の分圧回路の出力端子の電圧を該受信データの振幅の中心の電圧に制御し、該第一のレベル判定回路が、該受信データの振幅が該前置増幅器の非直線特性の範囲にあると判定した時には、該第一の分圧回路の出力端子の電圧を該受信データの振幅の中心の電圧より高く制御し、該第一の分圧回路の出力電圧を主増幅器にしきい値電圧として供給することを特徴とする自動しきい値制御回路。
IPC (6件):
H04B 10/28 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H01L 31/10
FI (2件):
H04B 9/00 Y ,  H01L 31/10 G
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-184128
  • 特開昭63-072247
  • 特開昭64-051715
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