特許
J-GLOBAL ID:200903076816641634

高Crフェライト系耐熱鋼用潜弧溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119948
公開番号(公開出願番号):特開平11-291086
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高Crフェライト系耐熱鋼の潜弧溶接に際し、高温における良好なクリープ破断強度と低温じん性を有する健全な溶接金属を容易に能率良く得られることを可能とした潜弧溶接方法を提供する事にある。【解決手段】 C、Mn、Mo、Cr、Nb、V、W、Ni、Nを特定量含有し、Si、O、Al量を規制したワイヤとCaF2 、CaO及び/又はMgO、Al2 O3 、SiO2 からなりAlを含有した焼成フラックスとを組合わせて溶接することにより、溶接金属の高温におけるクリープ破断強度と低温じん性を改善した。【効果】 高Crフェライト系耐熱鋼の溶接を本発明方法で施工することにより溶接継手部の高温度域でのクリープ破断特性、耐割れ性、じん性の信頼性を大幅に向上することができる。
請求項(抜粋):
重量比で、C :0.03〜0.12%、Mn:0.3〜1.5%、Cr:8〜13%、Mo:0.3〜1.0%、Nb:0.01〜0.15%、V :0.1〜0.4%、W :0.5〜3.0%、Ni:0.05〜1.2%、N :0.01〜0.08%を含有し、且つSi:0.10%以下、Al:0.10%以下、O :0.015%以下で、残部はFeおよび不可避的不純物からなるワイヤと、重量比で、CaF2 :40〜70%、CaO、MgOの1種または2種:10〜30%、Al2 O3 :10〜30%、SiO2 :3〜8%、Al:0.3〜1.8%を含有する焼成型フラックスとを組み合わせることを特徴とする高Crフェライト系耐熱鋼用潜弧溶接方法。
IPC (9件):
B23K 35/362 310 ,  B23K 35/362 ,  B23K 9/18 ,  B23K 9/23 ,  B23K 35/30 320 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/48 ,  C22C 38/52 ,  C22C 38/54
FI (9件):
B23K 35/362 310 C ,  B23K 35/362 310 B ,  B23K 9/18 G ,  B23K 9/23 C ,  B23K 35/30 320 D ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/48 ,  C22C 38/52 ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (13件)
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