特許
J-GLOBAL ID:200903076827811680

法面安定化用押圧体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-149384
公開番号(公開出願番号):特開2003-306940
出願日: 2001年09月17日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】人工的な感覚を与えがちな押圧体を、透水性の保護材料で隠したと、その保護材料が降雨などに伴って流亡することを防止する。【解決手段】押圧体40は、法面に対して面する底板部41として、アンカー材の貫通孔49が形成されアンカー材の緊張力が直接作用する中央部位置の中央押圧面部41a、及びこれに一体でありその周囲の周囲押圧面部とを備える。中央押圧面部41aから手前側に張り出した状態で環状をもって区画する中央補強リブ部42と、その外方であってかつ周囲押圧面部の外縁との間において手前側に張り出した状態で環状をもって区画する周囲環状補強リブ部44とがそれぞれ前記底板部に一体化されて形成されている。中央補強リブ部42から連結リブ43aが実質的に均等な少なくとも4つの放射方向に延びて手前側に張り出して形成され、かつ連結リブ43aは周囲環状補強リブ部44を超えて延在している。底板部にこれを貫通する水透過孔45が形成されている。
請求項(抜粋):
法面に設置した押圧体を、これを貫通して地山に挿入したアンカー材により法面に定着することにより地山を安定化し、さらに前記押圧体の周辺部または全体を覆い隠して、法面上の対象とする領域に透水性の保護材料を設ける際に用いる前記押圧体であって、前記押圧体は;前記法面に対して面する底板部として、前記アンカー材の貫通孔が形成され前記アンカー材の緊張力が直接作用する中央部位置の中央押圧面部、及びこれに一体でありその周囲の周囲押圧面部とを備え、前記中央押圧面部から手前側に張り出した状態で環状をもって区画する中央補強リブ部と、その外方であってかつ前記周囲押圧面部の外縁との間において手前側に張り出した状態で環状をもって区画する周囲環状補強リブ部とがそれぞれ前記底板部に一体化されて形成され、前記中央補強リブ部から連結リブが実質的に均等な少なくとも4つの放射方向に延びて手前側に張り出して形成され、かつ前記連結リブは前記周囲環状補強リブ部を超えて延在し、前記底板部にこれを貫通する水透過孔が形成されていることを特徴とする法面安定化用押圧体。
Fターム (2件):
2D044DA33 ,  2D044DB52
引用特許:
審査官引用 (4件)
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