特許
J-GLOBAL ID:200903076829084840
難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (3件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
, 影山 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-348759
公開番号(公開出願番号):特開2007-152458
出願日: 2005年12月02日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピングを発揮する表面被覆切削工具を提供する。【解決手段】超硬基体あるいはサーメット基体の表面に、いずれも(Ti,Al,V,Cr)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.0μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ-タ-)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層Aは、特定の組成式:[Ti1-(A+B+C)AlAVBCrC]Nを満足する(Ti,Al,V,Cr)N層、上記薄層Bは、特定の組成式:[Ti1-(P+Q+R)AlPVQCrR]Nを満足する(Ti,Al,V,Cr)N層、からなり、上記下部層は、特定の組成式:[Ti1-(X+Y+Z)AlXVYCrZ]Nを満足する(Ti,Al,V,Cr)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体の表面に、
(a)いずれもTiとAlとVとCrの複合窒化物からなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.0μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、
(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ-タ-)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、
上記薄層Aは、
組成式:[Ti1-(A+B+C)AlAVBCrC]N(ただし、原子比で、Aは0.01〜0.10、Bは0.50〜0.70、Cは0.01〜0.10を示す)を満足するTiとAlとVとCrの複合窒化物層、
上記薄層Bは、
組成式:[Ti1-(P+Q+R)AlPVQCrR]N(ただし、原子比で、Pは0.25〜0.40、Qは0.20〜0.35、Rは0.01〜0.10を示す)を満足するTiとAlとVとCrの複合窒化物層、からなり、
(c)上記下部層は、単一相構造を有し、
組成式:[Ti1-(X+Y+Z)AlXVYCrZ]N(ただし、原子比で、Xは0.50〜0.65、Yは0.01〜0.09、Zは0.01〜0.10を示す)を満足するTiとAlとVとCrの複合窒化物層、
からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる、難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14
, B23C 5/16
, B23B 51/00
, C23C 14/06
FI (4件):
B23B27/14 A
, B23C5/16
, B23B51/00 J
, C23C14/06 P
Fターム (21件):
3C037CC02
, 3C037CC04
, 3C037CC09
, 3C037CC11
, 3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF10
, 3C046FF11
, 3C046FF13
, 3C046FF16
, 4K029AA02
, 4K029AA04
, 4K029BA43
, 4K029BA58
, 4K029BB02
, 4K029BC02
, 4K029BD05
, 4K029CA04
, 4K029CA13
, 4K029DD06
, 4K029EA01
引用特許:
前のページに戻る