特許
J-GLOBAL ID:200903076874261302

ボールペンのペン先

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099621
公開番号(公開出願番号):特開平10-278474
出願日: 1997年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 ボールペンにおけるインクがまだ残っているにもかかわらずペン先の内部の磨耗によって筆記不能となってしまう問題の解決、及び特に中性ボールペンで見られる、キャップをはずしたときのカスレや直流や空気巻き込みや紙への引っかかり、磨耗によるボール飛びなどの問題を特別なインクや加圧などの複雑な軸の機構を必要とせずに解決すると共に、汎用性のあるペン先部材を提供することで安価で高性能なボールペンへの改良を課題とする。【解決手段】 内部にはインクをペン先まで導通させる複数のチャンネル外接円径をボール径と略同等以上として、ボールとほぼ同じRを有するシール面を構成し、ボール後方にはボールとほぼ同様のRをもつ受け座を設けると共に、それらの面粗度を5μm 以下とした。さらに、L型のテーパーを設けた物や内部に常に前方に押圧するスプリングを内蔵したペン先や逆流防止機構との組み合わせでは効果が大きい。
請求項(抜粋):
先端より臨出した状態で回転可能に遊嵌されたボールが、先端側にはカシメによって後端側には受け座によってそれぞれ前後退の移動規制されており、内部には後端側からインクを導出するインク孔を有するボールペンのチップに於いて、筆記時にボールが受け座に当接してインク孔が塞がれても筆記用インクをペン先の先端外部まで導出させるために、受け座とインク孔を連通して、複数の溝によって構成されるチャンネル溝の外接径の最大部(B)が球体であるボールの径(φA)と同じ径(B=A)もしくはより大きい寸法(B>A)である事を特徴とするボールペンのペン先。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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