特許
J-GLOBAL ID:200903076909517631

タレット刃物台装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042330
公開番号(公開出願番号):特開平11-239905
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 支持台上の割出し位置にタレットを固定的に保持しかつ固定を解除するための係脱駆動機構を、新たな電動機を追加することなく電動化する。【解決手段】 タレット刃物台装置10は、旋回割出し後のタレット24の回転を阻止する係止手段として、支持台20に固定した環状固定カップリング要素56と、タレット24に固定した環状可動カップリング要素58と、環状可動カップリング要素58を環状固定カップリング要素56に対し係合位置と離脱位置との間で移動させるボールナット部材48とを備える。ボールナット部材48は、その内面に設けた雌ねじ76がタレット24の軸部28に設けた雄ねじ74に螺合した状態で、サーボモータ82の駆動により回転し、タレット24を軸方向へ移動させる。タレット24は、クラッチ歯車50を介して回転工具用のサーボモータ40に連結され、サーボモータ40によって旋回割出しを行う。
請求項(抜粋):
工作機械上で所与の座標軸に沿って移動可能に設置される支持台と、該支持台に回転可能に支持され、多数の工具を回転軸線の周囲に所定間隔で担持するタレットと、該支持台上の旋回割出し位置で該タレットを該支持台に対し固定的に保持する係止手段と、該支持台に設置され、該タレットに担持した回転工具を駆動する第1の電動機とを具備したタレット刃物台装置において、前記係止手段は、前記支持台に設置された固定側係合要素と、前記タレットに設置された可動側係合要素と、該可動側係合要素を、該固定側係合要素に係合して該タレットの回転を阻止する係合位置と、該固定側係合要素から離脱して該タレットの回転を可能にする離脱位置との間で移動させる駆動機構とを備え、前記駆動機構が、前記タレットに設置されたねじ送り機構と、該ねじ送り機構の回転側要素を回転させて該タレットを軸方向へ移動させる第2の電動機とからなり、前記第2の電動機の駆動による前記タレットの軸方向移動に連動して、前記第1の電動機を該タレットに作用的に連結又は脱離するクラッチ手段を具備し、前記可動側係合要素が前記離脱位置にあるときに、前記第1の電動機が前記タレットを回転して旋回割出しを行うこと、を特徴とするタレット刃物台装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-066502
  • タレット刃物台
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-269935   出願人:日立精機株式会社
  • 刃物台の割出機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-092116   出願人:オークマ株式会社
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