特許
J-GLOBAL ID:200903076949365850

ロジン系物質の水性エマルションの製造方法、その水性エマルション組成物及びサイズ剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-046952
公開番号(公開出願番号):特開平10-226981
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【目的】 溶剤を用いる溶剤法、高温・高圧を用いる高温高圧法、乳化分散剤を多く用いる転相乳化法のような問題がなく、従来困難とされたロジン系物質と乳化分散剤の組み合わせも可能であり、しかも、保存安定性、機械的安定性に優れるロジン系物質の水性エマルションの製造方法、その水性エマルション及びこれを用いたサイズ性能の良いサイズ剤を得ること。【構成】 固形分濃度60〜90重量%、全固形分中の乳化剤固形分濃度0.5〜20重量%の高濃度混合物を高剪断型回転式乳化分散機を用いて得た後、全固形分濃度を60重量%未満に調整する工程を設けたロジン系物質の水性エマルションの製造方法、その水性エマルション及びこれを含有するサイズ剤。【効果】 上記目的を達成することができる。
請求項(抜粋):
乳化分散剤水溶液と加熱熔融したロジン系物質を高剪断型回転式乳化分散機を用いて高剪断下で混合し、固形分濃度が60〜90重量%、全固形分中の乳化分散剤固形分含有率が0.5〜20重量%である高濃度混合物を得る高濃度混合物生成工程と、該高濃度混合物生成工程を経て得られた高濃度混合物に希釈水を混合して全固形分を60重量%未満に濃度調整した水性エマルションを得る水性エマルション生成工程を有するロジン系物質の水性エマルションの製造方法であって、上記高剪断型回転式乳化分散機は乳化機本体に固定されたステータと該ステータと対をなして対向して配置された回転するロータを有し、上記乳化分散剤水溶液と加熱熔融したロジン系物質を高剪断型回転式乳化分散機を用いて高剪断下で混合することは該高剪断型回転式乳化分散機に上記乳化分散剤水溶液と加熱熔融したロジン系物質を連続的に供給し、該ロータのステータに対する回転により生じる高剪断力によって両者を混合することであるロジン系物質の水性エマルションの製造方法。
IPC (5件):
D21H 17/62 ,  B01F 3/08 ,  B01J 13/00 ,  D21H 17/37 ,  C09F 1/00
FI (5件):
D21H 3/34 701 ,  B01F 3/08 A ,  B01J 13/00 A ,  C09F 1/00 ,  D21H 3/38 101
引用特許:
出願人引用 (1件)

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