特許
J-GLOBAL ID:200903076957948733

ヒステリシス誤差の補償方法及びその機能付き計量装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320762
公開番号(公開出願番号):特開平10-148566
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 ヒステリシス誤差を従来よりも精度良く補償して高精度の計量値が得られるようにすること。【解決手段】 ロードセルのヒステリシス特性を表す漸減曲線4から漸増曲線3に折り返す今回の折返点2に至った際に、今回の折返点2と前回の折返点1と既知の漸増曲線1上の所定の中点qT1を選択する選択手段と、これら選択した3つの点を通るようにして今回の折返点2以降の漸増曲線3を表す数式を作成する数式作成手段と、この作成した数式を使用してヒステリシス誤差を演算する誤差演算手段と、ロードセルが出力した計量表現値Rと計量表現値Rにおけるヒステリシス誤差DRの和を計算してこの和を補償済み計量信号として生成する補償済み計量信号生成手段と、を具備する。
請求項(抜粋):
計量部のヒステリシス特性を表す漸増曲線から漸減曲線に、又は漸減曲線から漸増曲線に折り返す今回の折返点に至った際に、少なくとも当該今回の折返点又はその近傍点と当該今回の折返点を通る既知の漸増曲線又は漸減曲線上の前回の折返点又はその近傍点を選択する段階と、これら選択した2つの点を通るようにして上記今回の折返点以降の上記漸減曲線若しくは上記漸増曲線、又はこれに近い曲線を表す数式を作成する段階と、この作成した数式を使用してヒステリシス誤差を演算する段階と、上記計量部が出力した計量表現値に対してヒステリシス誤差を補償する段階と、を具備することを特徴とするヒステリシス誤差の補償方法。
IPC (3件):
G01G 23/01 ,  G01D 3/028 ,  G01L 1/00
FI (3件):
G01G 23/01 Z ,  G01L 1/00 Z ,  G01D 3/04 Q
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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