特許
J-GLOBAL ID:200903076992319668

中継装置、中継方法および中継プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-218482
公開番号(公開出願番号):特開2008-042850
出願日: 2006年08月10日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】中継装置と無線端末との通信で使用可能な限られた帯域を安定的かつ効率的に利用することが可能な中継装置を提供する。【解決手段】中継装置1は、優先通信識別データと、通信状態データとを記録する優先テーブル14と、受け付けた通信識別データを、優先通信識別データとして優先テーブル14に記録するか否かを決定する帯域管理部12と、優先通信識別データが示す通信を優先して中継する優先制御部16と、無線端末2a、2bの通信状態を監視することにより、通信状態の劣化度合いを示す値を通信状態データとして優先テーブル14に記録する監視部11と、優先通信識別データが示す通信の総使用帯域が所定の閾値を超える場合に、通信状態の劣化度合いが高い通信を非優先通信として選択する非優先通信特定部15とを備える。優先制御部16は、非優先通信以外の通信を非優先通信よりも優先して中継する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
通信エリア内にある無線端末による通信を中継する中継装置であって、 優先して中継する通信を特定する優先通信識別データと、優先通信識別データで特定される通信を行う無線端末と中継装置との間の通信状態を表す通信状態データとを記録する優先テーブルと、 無線端末が開始しようとする通信を特定する通信識別データを受け付けて、受け付けた通信識別データを、優先通信識別データとして前記優先テーブルに記録するか否かを所定の基準に基づき決定する帯域管理部と、 前記優先テーブルに記録された優先通信識別データで特定される通信を、他の通信よりも優先して中継する優先制御部と、 前記優先テーブルに記録された優先通信識別データで特定される通信を行う無線端末と中継装置との間の通信状態を監視することにより、通信状態の劣化度合いを示す値を所定の時間間隔で取得し、前記値を通信状態データとして前記優先テーブルに記録する監視部と、 前記優先テーブルに記録された優先通信識別データで特定される通信の使用帯域の総和である総使用帯域を計算し、前記総使用帯域が所定の閾値を超える場合に、前記優先テーブルに記録された優先通信状態データで特定される通信のうち、通信状態の劣化度合いが他の通信より高い通信を非優先通信として選択する非優先通信特定部とを備え、 前記優先制御部は、前記優先テーブルに記録された優先通信識別データで特定される通信のうち、前記非優先通信特定部で選択された非優先通信以外の通信を、前記非優先通信よりも優先して中継する、中継装置。
IPC (1件):
H04L 12/28
FI (1件):
H04L12/28 300D
Fターム (3件):
5K033CB06 ,  5K033CB17 ,  5K033DA17
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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