特許
J-GLOBAL ID:200903076996811940

パルス核四極子共鳴装置を用いた物質の同定・検知方法とこの方法を実施する装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-206527
公開番号(公開出願番号):特開2005-055218
出願日: 2003年08月07日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】パルス核四極子共鳴装置を用いた物質の同定・検知方法において、従来の測定は、測定しようとする物質に対して、核四極子を励起する高周波パルスを送信し、励起されて発した核四極子共鳴波を受信するコイルとしてソレノイド型コイルを使用し、測定物をソレノイド型コイル内に配置して測定していた。本発明は、測定対象物を送受信コイルの外部にあるものでも高感度に反応し、高精度測定が可能な核四極子共鳴同定・検知装置を提供しようというものである。【解決手段】パルス核四極子共鳴装置を用いた物質の同定・検知方法において、前記パルス核四極子共鳴装置で発生させた高周波パルスを検知対象物に対してラジオ波として照射するコイル、または前記対象物が前記ラジオ波の励起を受けて発する核四極子共鳴波を受信するコイル、あるいはそれらの兼用コイルとして対象物に向かってその直径を漸減する円錐形状ないし円錐台形状に捲かれた構造に設定されたコイルを使用することによって解決する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
パルス核四極子共鳴装置を用いた物質の同定・検知方法において、前記パルス核四極子共鳴装置で発生させた高周波パルスを検知対象物に対してラジオ波として照射するコイル、または前記対象物が前記ラジオ波の励起を受けて発する核四極子共鳴波を受信するコイル、あるいはそれらの兼用コイルとして対象物に向かってその直径を漸減する円錐形状ないし円錐台形状に捲かれた構造に設定されたコイルを使用することを特徴とした、パルス核四極子共鳴装置を用いた物質の同定・検知方法。
IPC (3件):
G01N24/00 ,  G01N24/08 ,  G01R33/34
FI (3件):
G01N24/00 T ,  G01N24/04 520A ,  G01N24/08 510P

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