特許
J-GLOBAL ID:200903076998293440

遊技用システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 勉 ,  富崎 元成 ,  円城寺 貞夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-238907
公開番号(公開出願番号):特開2006-055297
出願日: 2004年08月18日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】カードユニットとシステムコントローラとの間においてオフライン状態が発生した場合であっても、遊技媒体の貸与に使用されなかった残額を遊技者に返却して精算でき、残額の不正な書換による遊技場の損害を極力防止できると共に、所定の条件の下で会員カードの使用を許容することにより、遊技場の売上が低下するのを抑えることができるような遊技用システムを提供する。 【解決手段】精算装置において、オフライン状態で入金IDとカード残額とオフライン検出情報とが記録されてカードユニットから排出された精算カードが受け付けられると、該記録情報を含む精算許諾要求がシステムコントローラに対して送信され(S621)、システムコントローラにおいて、受信したカード残額≦入金情報DBの残額と判定されると(S622)、精算許諾情報が精算装置に対して送信され(S623)、精算装置において、カード残額に相当する金額の貨幣が払い出される(S624)。【選択図】 図28
請求項(抜粋):
遊技機に対応して設けられ、 貨幣を受け付ける貨幣受付手段と、 該貨幣受付手段により受け付けた貨幣の金額に相当する有価価値の大きさである受付有価価値の大きさを遊技用装置外部に送信する受付価値送信手段と、 前記受付有価価値の大きさを第1の残有価価値の大きさとして記憶する第1の残有価価値記憶手段と、 遊技に使用可能な有価価値の大きさである遊技用有価価値の大きさを特定可能な遊技用価値情報と、遊技者が遊技の結果として獲得した有価価値の大きさのうち遊技に再使用可能とされた貯蓄有価価値の大きさを特定可能な貯蓄価値情報と、が記録された遊技用記録媒体を受け付ける遊技用記録媒体受付手段と、 該遊技用記録媒体受付手段により前記遊技用記録媒体を受け付けたときに、該受け付けた遊技用記録媒体に記録されている遊技用価値情報を含む使用許諾要求を遊技用装置外部に送信する使用許諾要求送信手段と、を有する遊技用装置と、 該遊技用装置と通信可能であり、 前記受付価値送信手段から送信されてきた受付有価価値の大きさを第2の残有価価値の大きさとして該第2の残有価価値の大きさを特定するための残有価価値特定情報と対応付けて記憶する第2の残有価価値記憶手段と、 前記使用許諾要求送信手段から送信されてきた使用許諾要求に基づいて、前記遊技用記録媒体が遊技に使用可能であるか否かを判定する使用可否判定手段と、 該使用可否判定手段により、前記遊技用記録媒体が遊技に使用可能であると判定されたことを条件として、該遊技用記録媒体の使用を許諾する旨を示す使用許諾情報を前記使用許諾要求の送信元である遊技用装置に対して送信する使用許諾情報送信手段と、を有する管理装置と、を備え、 前記遊技用装置は、 前記第1の残有価価値記憶手段で記憶されている第1の残有価価値の大きさの範囲内における所定の大きさの有価価値に相当する遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う貨幣貸与処理手段と、 該貨幣貸与処理手段により貸与処理に使用される有価価値の大きさである貸与有価価値の大きさを前記第1の残有価価値記憶手段で記憶されている第1の残有価価値の大きさから減算する第1の減算手段と、 前記貸与有価価値の大きさを前記残有価価値特定情報と共に前記管理装置に対して送信する貸与価値送信手段と、 少なくとも前記残有価価値特定情報が記録された精算用記録媒体を排出する処理を行う精算用記録媒体処理手段と、 前記使用許諾情報送信手段から使用許諾情報が送信されてきたことを条件として、前記遊技用記録媒体受付手段により受け付けた遊技用記録媒体に記録されている遊技用価値情報から特定される遊技用有価価値の大きさの範囲内における所定の大きさの有価価値に相当する遊技媒体を貸与するための貸与処理を行う遊技用記録媒体貸与処理手段と、 前記使用許諾情報送信手段から使用許諾情報が送信されてきたことを条件として、前記遊技用記録媒体受付手段により受け付けた遊技用記録媒体に記録されている貯蓄価値情報から特定される貯蓄有価価値の大きさの範囲内における所定の大きさの有価価値に相当する遊技媒体を遊技に再使用させるための再使用処理を行う再使用処理手段と、を有し、 前記管理装置は、前記貸与価値送信手段から送信されてきた貸与有価価値の大きさを、該貸与有価価値の大きさと共に送信されてきた残有価価値特定情報と対応付けて前記第2の残有価価値記憶手段で記憶されている第2の残有価価値の大きさから減算する第2の減算手段を有し、 該管理装置と通信可能であり、前記精算用記録媒体を受け付けて、該受け付けた精算用記録媒体に記録されている残有価価値特定情報と対応付けて前記第2の残有価価値記憶手段で記憶されている第2の残有価価値の大きさに相当する金額の貨幣を返却して精算する精算装置をさらに備える遊技用システムであって、 前記遊技用装置は、 前記管理装置との通信状態が通信可能状態であるか通信不可能状態であるかを検出する通信状態検出手段をさらに有し、 少なくとも該通信状態検出手段により通信不可能状態が検出されているときには、前記残有価価値特定情報に加えて、前記第1の残有価価値記憶手段で記憶されている第1の残有価価値の大きさを精算用記録媒体に記録して排出する処理を前記精算用記録媒体処理手段により行い、 前記通信状態検出手段により通信不可能状態が検出されているときに、該通信不可能状態となる以前の通信可能状態において受け付け、前記使用許諾情報送信手段から使用許諾情報が送信されてきた遊技用記録媒体を前記遊技用記録媒体受付手段により引き続き受付中であれば、当該遊技用記録媒体に記録されている遊技用価値情報から特定される遊技用有価価値の大きさの前記貸与処理への使用を許容すると共に、当該遊技用記録媒体に記録されている貯蓄価値情報から特定される貯蓄有価価値の大きさの前記再使用処理への使用を許容し、 前記精算装置は、前記残有価価値特定情報と前記第1の残有価価値の大きさとが記録された精算用記録媒体を受け付けたときに、該残有価価値特定情報と該第1の残有価価値の大きさとを含む精算許諾要求を前記管理装置に対して送信し、 前記管理装置は、 前記精算装置から送信されてきた精算許諾要求に含まれる第1の残有価価値の大きさが、該送信されてきた精算許諾要求に含まれる残有価価値特定情報と対応付けて前記第2の残有価価値記憶手段で記憶されている第2の残有価価値の大きさ以下であるか否かを判定する精算可否判定手段と、 該精算可否判定手段により、前記第1の残有価価値の大きさが前記第2の残有価価値の大きさ以下であると判定されたことを条件として、前記精算を許諾する旨を示す精算許諾情報を前記精算許諾要求の送信元である精算装置に対して送信する精算許諾情報送信手段と、をさらに有し、 前記精算装置は、該精算許諾情報送信手段から精算許諾情報が送信されてきたことを条件として、前記受け付けた精算用記録媒体に記録されている第1の残有価価値の大きさに相当する金額の貨幣を返却して精算することを特徴とする遊技用システム。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (3件):
A63F7/02 328 ,  A63F7/02 352F ,  A63F7/02 352L
Fターム (5件):
2C088BA90 ,  2C088BB28 ,  2C088CA02 ,  2C088CA05 ,  2C088CA35
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 遊技媒体貸出システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-245995   出願人:グローリー工業株式会社
  • 遊技用システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-298072   出願人:株式会社三共
審査官引用 (4件)
  • 遊技用システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-400699   出願人:株式会社三共
  • 記録媒体処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-074115   出願人:株式会社三共
  • 遊技用システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-072398   出願人:株式会社三共
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