特許
J-GLOBAL ID:200903077020263111

免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-314418
公開番号(公開出願番号):特開2008-127865
出願日: 2006年11月21日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】地盤の液状化を確実に発生させ、地震による構造物の沈下及び傾斜を防ぐことができる免震構造を得る。【解決手段】軟弱地盤12A上の建物14を取り囲み、硬質地盤16に到達するRC連続壁22と、建物14の底面の外周部を支持する跳ね出し部材20を設ける。地震が発生すると、RC連続壁22で囲まれた軟弱地盤12A内の水圧が上昇して液状化が発生する。液状化した軟弱地盤12Aでは、建物14及び跳ね出し部材20に総浮力Fが働くので、建物14の沈下を防ぐことができる。また、跳ね出し部材20に作用する浮力は、建物14の底面の外周部にほぼ均等に作用するので、建物14の傾斜を防ぐことができる。さらに、RC連続壁22と硬質地盤16によって軟弱地盤12Aが取り囲まれているので、確実に液状化を発生させることができ、建物14への地震による水平動の伝達で確実に抑えることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軟弱地盤上の構造物の周囲を取り囲んで前記軟弱地盤を囲み、硬質地盤又は不透水層に到達する遮水層と、 前記遮水層で囲まれた前記軟弱地盤中に配置され、前記構造物の底面の外周部を支持すると共に、前記軟弱地盤が液状化した時に浮力を発生する支持体と、 を有することを特徴とする免震構造。
IPC (1件):
E02D 27/34
FI (1件):
E02D27/34 B
Fターム (1件):
2D046DA11
引用特許:
出願人引用 (2件)

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