特許
J-GLOBAL ID:200903077054443020

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312333
公開番号(公開出願番号):特開平11-148403
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 全域空燃比センサによって現在検出されている空燃比と所定の遅延時間前の吸入空気量とに基づいて実燃料量の目標燃料量からの偏差を算出し、その偏差に応じて燃料補正量を算出する空燃比フィードバック制御を行う内燃機関において、その個体にあった遅延時間を自動的に学習し使用する。【解決手段】 一般に、定常運転状態から過渡運転状態への移行時においては、負荷の変化に応じて噴射量が変化せしめられ、その際ある程度の空燃比の荒れが発生する。本発明に係る空燃比制御装置においては、負荷変化から空燃比センサ出力変化までの経過時間ekmが検出され、この経過時間に基づき空燃比フィードバック制御における遅延時間が算出される。すなわち、遅延時間として、従来のような固定値が使用されるのではなく、その個体に最も適合した値が走行中に学習される。かくして、空燃比制御精度の向上が図られる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配置され、排気ガスの空燃比にほぼ比例する出力特性を有する空燃比センサと、前記空燃比センサによって現在検出されている空燃比と所定の遅延時間前の吸入空気量とに基づいて実燃料量の目標燃料量からの偏差を算出し、該偏差に応じて燃料補正量を算出する空燃比フィードバック制御手段と、内燃機関の負荷の変化を検出する過渡検出手段と、前記過渡検出手段によって負荷の変化が検出される第1の時点から、該変化に伴う空燃比の荒れに起因して前記空燃比センサの出力が変動する第2の時点までの経過時間を算出する経過時間算出手段と、前記経過時間算出手段によって算出される経過時間に基づいて前記空燃比フィードバック制御手段での処理における前記遅延時間を設定する遅延時間設定手段と、を具備する、内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/14 330
FI (3件):
F02D 41/14 310 L ,  F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/14 330 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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