特許
J-GLOBAL ID:200903077072946128

制御装置の出力回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-271195
公開番号(公開出願番号):特開平10-116107
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 電界効果トランジスタが完全にオン動作した時点を検出してドレイン-ソース間オン電圧の検出を開始させる。【解決手段】 第1FET161および第2FET162のゲート161gおよび162gとツェナーダイオード132のカソード側とを接続し、ツェナーダイオード132のアノード側と抵抗133とを接続するとともに、ツェナーダイオード132のツェナー電圧をゲート抵抗127a、127b、127cの抵抗分割比に応じて各ゲート161gおよび162gに印加されるゲート電圧より小さく、かつミラー効果が生じる電圧より大きい値になるように設定している。
請求項(抜粋):
入力装置あるいは検出装置からの出力信号に基づき予め設定されたプログラムに従って論理演算処理を行う論理演算部からの演算結果を出力する出力素子として電界効果トランジスタを用いた制御装置の出力回路であって、前記電界効果トランジスタのドレイン-ソース間オン電圧を検出してドレイン-ソース間オン電圧検出信号を出力するドレイン-ソース間オン電圧検出手段と、前記電界効果トランジスタのゲート電圧を検出してゲート電圧検出信号を出力するゲート電圧検出手段と、前記ドレイン-ソース間オン電圧検出手段が検出したドレイン-ソース間オン電圧と第1基準電圧とを比較して同ドレイン-ソース間オン電圧が同第1基準電圧より大きいと短絡電流検出信号を出力する第1比較器からなる短絡電流検出手段と、前記電界効果トランジスタが駆動して所定の時間が経過するとこの時間に対応する電圧を発生する遅延回路と、同遅延回路により発生された電圧と第2基準電圧とを比較して同遅延回路により発生された電圧が同第2基準電圧より大きいとサージ許容時間経過信号を出力する第2比較器とからなるサージ許容手段と、前記遅延回路から出力されたサージ許容時間経過信号に基づいて前記第1基準電圧が低下した第3基準電圧と前記ドレイン-ソース間オン電圧検出手段が検出したドレイン-ソース間オン電圧とを比較して同ドレイン-ソース間オン電圧が同第3基準電圧より大きいと過負荷電流検出信号を出力する前記第1比較器からなる過負荷電流検出手段とを備え、前記電界効果トランジスタのゲート電圧がミラー効果を生じる電圧より大きくなると前記ゲート電圧検出手段は前記ゲート電圧検出信号を出力し、同ゲート電圧検出信号に基づいて前記ドレイン-ソース間オン電圧検出手段は前記ドレイン-ソース間オン電圧の検出を開始するようにし、かつ、前記短絡電流検出手段が前記短絡電流検出信号を出力すると前記電界効果トランジスタの動作を遮断するようにするとともに、前記ドレイン-ソース間オン電圧検出手段が検出したドレイン-ソース間オン電圧が前記第3基準電圧より大きくなっても前記所定の時間が経過するまでは前記過負荷電流検出手段は許容サージ電流として許容して前記過負荷電流検出信号を出力しないようにし、前記ドレイン-ソース間オン電圧が前記第3基準電圧より大きくなって前記所定の時間が経過して前記サージ許容手段が前記サージ許容時間経過信号を出力すると前記過負荷電流検出信号を出力して前記電界効果トランジスタの動作を遮断するようにしたことを特徴とする制御装置の出力回路。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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