特許
J-GLOBAL ID:200903077141987532

治水水質保全システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-308961
公開番号(公開出願番号):特開2000-129644
出願日: 1998年10月29日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 調整池の土砂沈降作用を無駄なく向上させる。【解決手段】 調整池Pに流入水路Qからの水を迂回させて、流入水路Qの流量を調整するとともに流水中の土砂を沈降させる治水水質保全システムである。流入水路Qの水濁度計2の検出値に基づき、調整池Pへの水流入を弁V1 により調節し、調整池Pからはその水濁度計3の検出値が所定以下になったときに放流する。このようにすれば、低濁度の沈降作用を行う必要のない流水の導入がなくなり、効率的な沈降浄化作用を行い得る。降雨が長時間に及び調整池Pが満杯になったときには、調整池Pの濁度に関係なく、流入水路Qを流れる流速と調整池P内を流れる流速に落差を設けて、土砂を沈降させながら流入水路Qに放流する。このようにすれば、流速の落差により、調整池Pを通る雨水は少なからず土砂の沈降作用が行われて放流され、河川Rなどの高濁度化が抑制される。
請求項(抜粋):
河川R・湖沼への流入水路Qに、雨水調整池Pを介設したバイパス路e、tを設け、その調整池Pに流入水路Qからの水を迂回させて、流入水路Qの流量を調整するとともに流水中の土砂を沈降させる治水水質保全システムにおいて、上記流入水路Qの水濁度に基づき、上記調整池Pへの水流入を調節し、調整池Pからはその濁度が所定以下になったときに放流するようにしたことを特徴とする治水水質保全システム。
IPC (2件):
E02B 3/00 ,  C02F 1/00
FI (2件):
E02B 3/00 ,  C02F 1/00 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-233800
  • 双方向情報伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-228511   出願人:ベーエフイーベトゥリープステヒニークゲーエムベーハー
  • 河川の浄化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-044940   出願人:東洋電化工業株式会社

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