特許
J-GLOBAL ID:200903077187056746

高強度鋼板の耐遅れ破壊性の評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-017550
公開番号(公開出願番号):特開2007-198895
出願日: 2006年01月26日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】特にTRIP鋼板など、これまでにない高い伸びの領域で加工されてプレス部品化され、かつ、これまでは加工限界から使用されなかったプレス部品に適用される、高強度鋼板の耐遅れ破壊性の評価方法(水素脆化評価法)を提供する。【解決手段】引張強度1180MPa以上の高強度鋼板の耐遅れ破壊性の評価方法であって、前記高強度鋼板の試験片に対して、特定塑性歪み量の引張加工を加えた後に、特定曲げ半径のU曲げ加工あるいは特定曲げ角度のV曲げ加工のいずれかを加え、更に、試験片の両辺部分に対して特定の圧縮応力を付加した状態で、電解溶液に陰極として浸漬し、陰極及び陽極に定電流を通電して水素チャージを行い、陰極試験片に割れが生じるまでの時間で、高強度鋼板の耐遅れ破壊性を評価する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
引張強度1180MPa以上の高強度鋼板の耐遅れ破壊性の評価方法であって、前記高強度鋼板の試験片に対して、この高強度鋼板の伸び量に対して20〜80%の塑性歪みを伴う引張加工を加えた後に、曲げ部の半径が5〜30mmとなるようなU曲げ加工か、曲げ部の角度が30〜90度となるようなV曲げ加工のいずれかを加え、更に、この曲げ加工を加えた試験片の両辺部分に対して500〜2000MPaの圧縮応力を付加した状態で、電解溶液に陰極として浸漬し、陰極及び陽極に定電流を通電して水素チャージを行い、陰極試験片に割れが生じるまでの時間で高強度鋼板の耐遅れ破壊性を評価することを特徴とする高強度鋼板の耐遅れ破壊性の評価方法。
IPC (3件):
G01N 17/00 ,  G01N 3/08 ,  G01N 3/20
FI (3件):
G01N17/00 ,  G01N3/08 ,  G01N3/20
Fターム (12件):
2G050AA01 ,  2G050BA01 ,  2G050BA12 ,  2G050CA04 ,  2G050DA02 ,  2G050EC06 ,  2G061AA01 ,  2G061AA07 ,  2G061AB01 ,  2G061BA03 ,  2G061CA01 ,  2G061CB01
引用特許:
出願人引用 (14件)
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引用文献:
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