特許
J-GLOBAL ID:200903077200083626

積層型インクジェット式記録ヘッド、及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114136
公開番号(公開出願番号):特開平9-277532
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 インク滴の吐出量を減少させることなく、圧力発生室を小さくすること。【解決手段】 駆動電極25が形成されている領域の上面に振動板24よりも剛性の高い第1の振動誘起板26を、また第1の振動誘起板26と境を接するように振動板24の裏面の振動板24よりも剛性が大きな第2の振動誘起板28、28を固定して、第2の振動誘起板28、28の反力を生かして第1の振動誘起板26のたわみ量を拡大する。
請求項(抜粋):
圧電材料からなり、表面に圧力発生室に対向するように駆動電極が、また裏面に少なくとも前記圧力発生室に対向する領域に共通電極が形成された振動板と、一方の面を前記振動板により封止されて前記圧力発生室を形成する圧力発生室形成基板と、該圧力発生室形成基板の他方の面を封止するとともに、共通のインク室からのインクを前記圧力発生室に供給するインク供給口と、前記圧力発生室とノズル開口とを接続するインク供給口形成基板とからなるアクチュエータユニットと、前記圧力発生室からインクの供給を受けてインク滴を吐出するノズル開口と、前記共通のインク室とを備えた流路ユニットとを一体に接合してなる積層型インクジェット式記録ヘッドにおいて、前記駆動電極の表面に前記圧力発生室に対向するように前記振動板よりも剛性が大きな第1の振動誘起板と、前記共通電極の表面に前記第1の振動誘起板の間で、かつ前記圧力発生室を区画する隔壁の近傍に位置して前記振動板よりも剛性の大きな第2の振動誘起板とを形成してなる積層型インクジェット式記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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