特許
J-GLOBAL ID:200903077212569168

輸液装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-044256
公開番号(公開出願番号):特開2001-231856
出願日: 2000年02月22日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ロードセルの無負荷時出力が、経時変化その他の原因により変化した状況に自動的に対応し、常にロードセルの無負荷時出力を自己校正し、過負荷状態や吸子の装着状況を正確、確実に検出できる機構を備えた輸液装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明に成る輸液装置は、バネによってホルダに係合された吸子くわえ爪が吸子つばを正しく把持しなければ吸子端面はロードセルに触れない構造とし、さらにホルダ部に吸子装着認識センサを別途設け、該センサの出力をセンサ処理回路を介してCPUに送ることで、吸子の装着の有無を装置が認識することが出来る構成とし、吸子非装着と認識した時にロードセルは無負荷と判断し、その時のロードセル出力を無負荷時出力として再設定・校正することを自動的に実施可能とする。
請求項(抜粋):
シリンジ外筒を固定する機構と吸子を押す駆動機構とを有し吸子を定方向に押圧して液体を送出する構造で、ホルダ内の吸子を押す面にロードセルを設置し、吸子くわえ爪をホルダ側に引き込むバネのバネ力が吸子つばの端面を介してロードセルに伝わる構造とすると共に、吸子を押すときの反力を併せて該ロードセルが受ける構造とし、該ロードセル出力をロードセル出力回路を介してCPUに送ることで、吸子の装着状況や、チューブの詰まりやチューブの先での患者との結合不具合等の原因で発生する過負荷状態を機構損失なく荷重-圧力換算にて検出する構成とした装置において、吸子くわえ爪が吸子つばを正しく把持した場合のみにロードセルに吸子端面が触れる構造として吸子非装着ではロードセルに負荷がかからないようにした上で、ホルダ部に前記ロードセルとは別に吸子装着認識センサを設置する。そして該センサの出力をセンサ処理回路を介してCPUに送ることで、吸子の装着の有無を装置が認識することが出来る構成とし、吸子非装着と認識した時にロードセルは無負荷と判断し、その時のロードセル出力を無負荷時出力として再設定・校正することを可能にしたことを特徴とする輸液装置。
Fターム (9件):
4C066BB01 ,  4C066DD12 ,  4C066EE14 ,  4C066HH03 ,  4C066HH05 ,  4C066HH11 ,  4C066QQ57 ,  4C066QQ82 ,  4C066QQ92
引用特許:
審査官引用 (3件)

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