特許
J-GLOBAL ID:200903077263836985
組織増大のための架橋ヒアルロン酸組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細田 芳徳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-513785
公開番号(公開出願番号):特表2007-525541
出願日: 2003年12月23日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
ヒアルロン酸(HA)組成物は、架橋される水不溶性の水和HAゲル粒子を含有する。前記HAは、以下の構造式:HA'-U-R2-U-HA'によって表される架橋を含有する。変更は本明細書中で規定される。組織増加を必要とする被験体において組織を増加させる方法は、組織増加を必要とする被験体の体内の位置で、HA組成物を充填した注射器に連結した針を被験体に挿入する工程を含み、また、注射器に力を加える工程を含む。HA組成物を調製する方法は、水不溶性の脱水架橋HA粒子を形成し、水不溶性の脱水粒子を平均直径によって分け、平均直径によって粒子のサブセットを選択し、および脱水した粒子のサブセットを生理的に適合性のある水溶液で水和し、それによって水不溶性の脱水された架橋HA組成物を形成することを含む。架橋HA組成物を製造する他の方法は、架橋HAの前駆物質を、pH緩衝液の存在下でビスカルボジイミドと架橋し、および架橋したHAを脱水することを含む。また、組織増加を必要とする被験体において組織を増加させる方法を含む。架橋HAを安定化する方法は、水不溶性の脱水架橋HAを局所麻酔薬を含む生理的に適合性のある水溶液で水和し、それによって安定化されたHA組成物を形成する工程を含み、ここで、安定化組成物についての貯蔵弾性率G'の値は、非安定化組成物について測定されるG'の値の少なくとも約110% である。また、安定化HA組成物も含む。
請求項(抜粋):
HAが、以下の構造式:
HA'-U-R2-U-HA'
(式中:
それぞれのHA'が、同じまたは異なる架橋HA'分子である;
それぞれのUが、独立して任意に置換されたO-アシルイソ尿素またはN-アシル尿素である;ならびに
R2が、任意に置換されたアルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニルアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、シクロ脂肪族アルキル、アラルキル、ヘテロアラルキル、またはヘテロシクリルアルキルである)
によって表わされる架橋を含む、架橋された水不溶性の水和HAゲル粒子を含有する、ヒアルロン酸(HA)組成物。
IPC (12件):
C08L 5/00
, A61K 47/36
, A61K 9/06
, A61K 31/167
, A61P 25/02
, A61L 15/16
, A61L 27/00
, A61L 31/00
, A61K 35/12
, A61K 48/00
, A61K 38/00
, A61K 39/395
FI (12件):
C08L5/00
, A61K47/36
, A61K9/06
, A61K31/167
, A61P25/02 101
, A61L15/01
, A61L27/00 G
, A61L31/00 B
, A61K35/12
, A61K48/00
, A61K37/02
, A61K39/395 D
Fターム (46件):
4C076AA09
, 4C076AA94
, 4C076CC01
, 4C076EE30
, 4C076FF31
, 4C081AA02
, 4C081AA14
, 4C081AB21
, 4C081AC06
, 4C081BB05
, 4C081BB09
, 4C081CD08
, 4C081DA12
, 4C084AA03
, 4C084AA13
, 4C084BA03
, 4C084MA05
, 4C084MA21
, 4C084MA28
, 4C084MA66
, 4C084NA12
, 4C085AA13
, 4C085AA32
, 4C085EE05
, 4C085EE10
, 4C087AA10
, 4C087BB63
, 4C087MA28
, 4C087NA12
, 4C206AA10
, 4C206GA18
, 4C206GA31
, 4C206MA03
, 4C206MA05
, 4C206MA48
, 4C206NA12
, 4C206ZA21
, 4J002AB05W
, 4J002AB05X
, 4J002AD00Y
, 4J002EL086
, 4J002EN026
, 4J002EU036
, 4J002EV316
, 4J002FD206
, 4J002GB04
引用特許: