特許
J-GLOBAL ID:200903077283844631

超砥粒焼結体製刃先チップを有する切削工具及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031267
公開番号(公開出願番号):特開平10-217006
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 超砥粒焼結体からなる刃先チップを有する切削工具の前逃げ面のところに、規則正しい凹凸状の条痕を設ける。【解決手段】 ダイヤモンドあるいはCBNからなる超砥粒5を、複数個、焼結材6を用いて焼結し、刃先チップ1を形成する。この刃先チップ1を結合手段3を用いてシャンク2に取り付ける。刃先チップ1のすくい面12及び前逃げ面11のところを鏡面仕上げ状に加工する。前逃げ面11のところに、鋳物製回転ディスクを接触させるとともに、この間に所定の粒径を有するダイヤモンドパウダとオリーブ油との混合によって形成される研磨剤を、常に一定方向から流し込むようにして、上記前逃げ面11のところを研磨する。【効果】 前逃げ面11から切れ刃稜121にかけて平行な無数の条痕111が、規則正しい粗さをもって形成される。
請求項(抜粋):
ダイヤモンド粒等の超砥粒を、複数個焼き固めることによって形成される超砥粒焼結体製刃先チップを有する切削工具において、当該超砥粒焼結体製刃先チップの、そのすくい面及び前逃げ面のところを研磨痕の無い状態に仕上げ、このように研磨痕の無い状態に仕上げられた上記前逃げ面のところに、0.1から2.0μmの粗さを有する凹凸状の条痕を、複数本平行に設けるようにしたことを特徴とする超砥粒焼結体製刃先チップを有する切削工具。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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