特許

J-GLOBAL ID：200903077291474916

耐高面圧部材およびその製造方法

発明者： 中 村 剛 ,  中 村 貞 行 ,  木 村 利 光 ,  山 口 拓 郎 ,  尾 谷 敬 造 ,  内 山 典 子 ,  木 野 伸 郎 ,  南 部 俊 和
出願人/特許権者： 大同特殊鋼株式会社 ,  日産自動車株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-204798
公開番号（公開出願番号）：特開2001-098343
出願日： 2000年07月06日
公開日（公表日）： 2001年04月10日
要約：

【要約】【課題】 準高温〜高温下(100〜300°C)で、しかも局所面圧が3GPaを超えるような高面圧下においても面疲労強度に優れ、しかも従来の部材に較べて、合金元素の多量添加に基づく素材費の増加や切削性の低下がなく、複雑な熱処理を必要としない耐高面圧部材と、このような耐高面圧部材の製造方法を提供する。【解決手段】 Crを含有する機械構造用鋼からなる部材に、その表面炭素濃度が0.6〜1.5%となるように浸炭処理したのち、その合金成分によって定まる所定温度を上限とする温度に保持し、さらにオーステナイト領域温度に保持して焼き入れすることによって、マルテンサイトあるいはベイナイト組織に基地にM23C6型炭化物を含む平均粒径3μm以下の炭化物を球状ないし擬球状に分散析出させる。

請求項（抜粋）：

Crを含有する機械構造用鋼からなり、マルテンサイトあるいはベイナイト組織の基地に平均粒径3μm以下の炭化物が球状ないし擬球状に分散析出しており、該炭化物としてM23C6型炭化物が含まれていることを特徴とする耐高面圧部材。

IPC (11件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 9/32 ,  C21D 9/40 ,  C22C 38/46 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/32 ,  C23C 8/34 ,  F16C 33/62 ,  F16C 33/64 ,  F16H 15/38 ,  F16H 55/06

FI (11件)：

C22C 38/00 301 Z ,  C21D 9/32 A ,  C21D 9/40 A ,  C22C 38/46 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/32 ,  C23C 8/34 ,  F16C 33/62 ,  F16C 33/64 ,  F16H 15/38 ,  F16H 55/06

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-277764
  
• 鋼製部品の浸炭熱処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-261466   出願人：大同特殊鋼株式会社
• 特許第2541160号
  
• 熱処理品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-213664   出願人：日本精工株式会社