特許
J-GLOBAL ID:200903077292344714

眼の凝視モニタおよび探知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-516588
公開番号(公開出願番号):特表2001-520067
出願日: 1998年10月20日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】【課題】 眼の眼底から逆反射された光の偏向に関する変化を検知することによって眼の凝視方向を評価する装置および方法を提供する。【解決手段】 眼の網膜の神経線維は、複屈折性を有しており、その方向性の作用として、神経線維を通る光の偏向状態を変化させる。神経線維は、網膜内において特徴的なパターンで配列されており、特に中心窪みから外側に向かって放射状に延びて視神経頭に集束している。複数の網膜領域からの反射光の偏向に関する変化を連続的または同時に評価することによって、眼の凝視方向を評価するために使用される網膜部分の特徴的な複屈折性のサインを確認できる。経線方向とは実質的に無関係な偏向状態を有する入射光を使用することによって、角膜の複屈折からの干渉が低減される。円偏光または非偏光が評価のために使用される。角膜の複屈折の経線方向とは実質的に無関係な偏光に関する変化を検知することによっても、角膜の複屈折からの干渉が低減される。ストークスパラメータS3だけを測定して或いは任意の2つのストークスパラメータを測定して楕円率の変化を検知することによって達成される。中心窪みの近傍に位置するルテイン色素粒子のの二色性が評価のために使用される場合、反射光の全強度が測定される。
請求項(抜粋):
角膜の複屈折の経線方向と、眼底と、投影部を有する中心窪みと、二色性作用を有するルテイン色素と、1つの凝視状態とを有する少なくとも1つの眼の凝視状態を評価するための装置において、 少なくとも1つの光源を備え、前記少なくとも1つの眼のそれぞれに入少なくとも1つの入射光ビームを与える照明システムと、 前記照明システムと同期して動作可能であり、また、少なくとも1つの光検出器を含み、前記少なくとも1つの光検出器は検知面を有し、前記少なくとも1つの眼のそれぞれの眼底から反射された入射光を検知する検知システムと、 前記照明システムと前記検知システムの両方に動作可能に接続され、入射光と反射光との間で生じる偏向に関する変化を測定するとともに、反射光で検知された前記偏向に関する変化から、前記少なくとも1つの眼のそれぞれの中心窪みの投影情報を評価する解析システムであって、前記中心窪みの投影情報は眼の凝視状態を示しており、眼の凝視状態は凝視状態から非凝視状態へと変化するものである解析システムと、を含んでなる装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 眼底検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-296297   出願人:キヤノン株式会社
  • 検眼装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-106211   出願人:キヤノン株式会社
  • 網膜眼病診断システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-523093   出願人:ドレーヤー,アンドレーアスヴェー., ライター,クラウスエヌ.

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