特許
J-GLOBAL ID:200903077392939669

無線周波数識別システムにおける暗号学的な認証を行なう方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-513275
公開番号(公開出願番号):特表2001-500685
出願日: 1997年09月13日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】識別すべき物体に結合されたトランスポンダに問合わせ信号の交番磁界を介してエネルギーを供給するベース局を有する無線周波数識別システムにおける暗号学的な認証を行なう方法は、次のような方法ステップを有する。ベース局とトランスポンダの間の大体においてすべての通信のために、ベース局は、問合わせ信号を発生する。トランスポンダは、ベース局から送信された問合わせ信号の受信の際に、そのメモリ内にファイルされた識別番号によって応答する。それについてベース局は、トランスポンダの識別番号に対応するキービット列によって、ここから発生された第1のビット列を暗号化し、かつこのようにして得られた第2のビット列をトランスポンダに送信する。第2のビット列の受信の際に、トランスポンダは、第2のビット列から監視ビット列を発生し、かつ第2のビット列を完全に受信した後に、これをベース局に送信する。この監視ビット列は、第2のビット列の正しい受信をチェックするために使われる。暗号学的な認証のために、トランスポンダは、第2のビット列から再構成された第1のビット列を、トランスポンダに対応するキービット列によって暗号化し、かつこのようにして得られた第3のビット列をベース局に送信する。まだトランスポンダが第2のビット列を第3のビット列に暗号化している間に、ベース局は、監視ビット列によって、第2のビット列の伝送の際に誤りが生じたかどうかをチェックし、場合によってはトランスポンダにおける継続中の暗号化を中断する。それにより適正な結果は期待できないので、継続中の認証は中断することができる。認証方法の新しい経過をスターとする際に時間が得られる。
請求項(抜粋):
ベース局が、第1のビット列を発生し、かつかつトランスポンダに送信し、トランスポンダが、第1のビット列から暗号文のキーによって、第2のビット列を発生し、かつこれを応答としてベースに返送し、それについてベースが、この応答に基づいて利用権限をチェックする、ベース局とトランスポンダを有する無線周波数識別システムにおける暗号学的な認証を行なう方法において、トランスポンダが、第1のビット列を受取った後即座に、応答を発生し、この応答からベース局が、第1のビット列の伝送の際に誤りが生じたかどうかを認識することを特徴とする、ベース局とトランスポンダを有する無線周波数識別システムにおける暗号学的な認証を行なう方法。
IPC (3件):
H04L 9/32 ,  B60R 25/10 617 ,  E05B 49/00
FI (3件):
H04L 9/00 675 A ,  B60R 25/10 617 ,  E05B 49/00 K
引用特許:
出願人引用 (3件)

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