特許
J-GLOBAL ID:200903077513645722

誘導機器の超電導コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-053087
公開番号(公開出願番号):特開2001-244108
出願日: 2000年02月29日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】短絡事故などの際に加わる過大な電磁力で超電導線材の破損するのを防護し、併せて短絡電流による超電導線材の常電導化転移に伴う過大な発熱を巧みに防ぐようにして超電導コイルの信頼性向上を図る。【解決手段】円筒状の絶縁巻枠4の外周面側に螺旋状の溝を形成し、この溝に沿ってテープ状の超電導線材5を巻回してなる超電導コイルにおいて、前記超電導線材に重ねてその外周側に銅,銅合金,チタン,ステンレス鋼等の常導電体を用いた金属テープ6を巻き付けて樹脂の硬化処理などによりバインドし、さらに金属テープを超電導線材と電気的に並列接続する。これにより、短絡事故などの際に超電導線材に加わる半径方向の電磁力を外周側から金属テープで支持し、さらに、過電流によるジュール発熱で超電導線材が常電導化した場合には、電流の一部を金属テープに分流させて急激な温度上昇によるコイル焼損を防ぐ。
請求項(抜粋):
絶縁材の円筒状巻枠の外周面側に螺旋状の溝を形成し、この溝に沿って超電導線材を巻回してなる超電導コイルにおいて、超電導線材に重ねてその外周側に常導電体の金属テープを巻き付けてバインドしたことを特徴とする誘導機器の超電導コイル。
IPC (2件):
H01F 6/00 ZAA ,  H01F 36/00 ZAA
FI (2件):
H01F 36/00 ZAA ,  H01F 5/08 ZAA A
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 超電導コイル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-013333   出願人:株式会社日立製作所, 財団法人電力中央研究所
  • 特開昭62-283604
  • 超電導コイル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-015483   出願人:富士電機株式会社
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