特許
J-GLOBAL ID:200903077551121737

誘電体フィルター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-336330
公開番号(公開出願番号):特開平8-181506
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 一対のストリップライン共振器を配置する誘電体フィルターの量産性や薄型化(低背化)に好適な長所を損ねることなく、フィルター特性の設計の自由度を一層高めた誘電体フィルターの提供。【構成】 誘電体基板の積層体1内の同一平面内に配置した階段状の一対の1/4波長ストリップライン共振器2,3の開放端側に、間隙W3を形成して容量性結合する入力線路4及び出力線路5を、共振器2,3と所定の間隙W4,W5を形成して容量性結合して配置し、開放端側の間隙W1と短絡端側の間隙W2を相違かつ選定することにより、実質的に一対の1/4波長ストリップライン共振器2,3の間にLC共振回路を配置したと同様な作用を得て、共振器2,3における結合関係を誘導性結合より容量性結合が優勢となし、入力線路4と出力線路5との間隙W3による容量結合以外の結合を全体として容量性結合と等価にし、間隙W3による容量結合(Cm)との相乗効果により、通過帯域より低域側の2箇所に減衰極が現れるフィルター特性を有する誘電体フィルターを得る。
請求項(抜粋):
対向配置する接地導体間に誘電体層を有し、該誘電体層内に少なくとも一対のストリップライン共振器を配置する誘電体フィルターにおいて、前記一対のストリップライン共振器の一方端側に、それぞれの共振器と所定の間隙を形成して容量性結合する入力線路及び出力線路を配置するとともに、該入力線路と出力線路とを所定の間隙を形成して容量性結合して配置し、かつ、一対のストリップライン共振器の間隙を伸長方向にて変化させることによって、誘導性結合または容量性結合のいずれかを優勢に配置したことを特徴とする誘電体フィルター。
IPC (3件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205 ,  H01P 7/08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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