特許
J-GLOBAL ID:200903077553374322

非発ガン性の芳香族炭化水素油の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-246541
公開番号(公開出願番号):特開2000-063849
出願日: 1998年08月18日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】従来より使用されているゴム用プロセスオイルと同等の性能を有し、且つ発ガン性の多環芳香族化合物をほとんど含まない、非発ガン性の安全で環境を汚さない石油系芳香族炭化水素油の製造法を提供する。【解決手段】石油系芳香族炭化水素油を原料として、ジメチルスルホキシドを溶剤として用いた抽出操作によって発ガン性の多環芳香族化合物を選択的に抽出除去する事で、芳香族炭素含有量26%以上で且つ多環芳香族化合物含有量3.0%未満の芳香族炭化水素油を抽出残油として得る。【効果】こうして得られた芳香族炭化水素油は、従来より使用されてきたゴム用プロセスオイルと同等の性能を有し、且つ非発ガン性の安全性を備えており、タイヤ等多くのゴム製品の製造に適している。
請求項(抜粋):
ジメチルスルホキシドを溶剤として用いて、石油系芳香族炭化水素油と混合接触せしめ、該炭化水素油から多環芳香族化合物を選択的に抽出除去し、IP346試験法に規定される発ガン性の多環芳香族化合物含有量3%未満で且つ ASTM D 2140 に規定される組成分析法による芳香族化合物を形成する炭素含有量26%以上の非発ガン性の芳香族炭化水素油を抽出残油として製造する方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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