特許
J-GLOBAL ID:200903077657521092

制震高架橋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-003469
公開番号(公開出願番号):特開2004-218197
出願日: 2003年01月09日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】高架橋の下部空間を利用することができ、かつ、耐震ダンパーにおいてエネルギー吸収性に対する温度依存性の影響を低減することができる制震高架橋を提供する。【解決手段】柱1の仕口部に、柱1の水平変形によるエネルギーを吸収する制震装置6を設ける。このため高架橋がなす下部空間を塞ぐことがなく駐車場、道路あるいは店舗などに有効利用できる。また柱1の仕口部では小さな変形曲率でも相対変位が比較的大きく制震装置6の吸収エネルギーが大きくなるので微小変形から制震装置6の効果が得られる。また制震装置6として鉛ダンパーや摩擦ダンパーを採用すれば微小変形から制震効果が期待できる。鉛ダンパーや摩擦ダンパーは温度依存性が低く経年変化や劣化が少ないため制震装置の屋外での使用に適応できる。さらに鉛ダンパーや摩擦ダンパーは柱1の塑性率を低減するので大地震後の修復コストを低減できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも1対の柱と、当該各柱の上部に架設した梁とを有し、前記柱の端部となる仕口部に対して、鉛の塑性変形を利用する鉛ダンパー、あるいは2面間の固体摩擦を利用する摩擦ダンパーからなる制震装置を設けたことを特徴とする制震高架橋。
IPC (1件):
E01D1/00
FI (1件):
E01D1/00 Z
Fターム (3件):
2D059AA03 ,  2D059BB37 ,  2D059GG05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 免震構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-155368   出願人:オイレス工業株式会社
  • ラーメン橋脚
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-233938   出願人:日本鋼管株式会社
審査官引用 (2件)
  • 免震構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-155368   出願人:オイレス工業株式会社
  • ラーメン橋脚
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-233938   出願人:日本鋼管株式会社

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