特許
J-GLOBAL ID:200903077672868120

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089486
公開番号(公開出願番号):特開平10-281022
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】パージ制御時又はパージ制御が行われる前に、キャニスタ内に吸着された燃料蒸気の濃度を検出し、パージ制御開始直後からの安定した空燃比制御を行うこと。【解決手段】燃料タンク1の燃料をポンプ4により吐出してインジェクタ7へ圧送し、インジェクタ7によって燃料を噴射してエンジン8に燃料を供給する。キャニスタ14からパルス制御弁22を介してエンジン8へ燃料がパージされるとき、電子制御装置(ECU)41は吸気圧センサ32によって検出されるパージ実行時の吸気圧と、パージ実行時の運転状態と同一となるパージ非実行時の運転状態における吸気圧との圧力差に基づいてパージされる燃料蒸気のパージ濃度を算出する。ECU41は算出されたパージ濃度と機関運転状態とに基づいてインジェクタ7から供給される燃料量を調整することにより空燃比を制御する。
請求項(抜粋):
燃料タンクで発生する燃料蒸気を蓄えるためのキャニスタと、前記キャニスタから内燃機関の吸気系にパージする燃料蒸気の量を制御するパージ制御弁と、燃料を噴射することにより内燃機関の吸気系に燃料を供給するためのインジェクタと、前記パージ制御弁によってパージされる燃料蒸気のパージ濃度を算出するためのパージ濃度算出手段と、前記パージ濃度算出手段によって算出されたパージ濃度と内燃機関の運転状態とに基づいて前記インジェクタから供給される燃料量を調整することにより空燃比を制御する制御手段とを備えた内燃機関の制御装置であって、前記パージ濃度算出手段は、パージ実行時の吸気圧と、パージ実行時の運転状態と同一となるパージ非実行時の運転状態における吸気圧との圧力差に基づいてパージ濃度を算出することを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02D 41/02 330
FI (3件):
F02M 25/08 301 H ,  F02M 25/08 301 U ,  F02D 41/02 330 J
引用特許:
審査官引用 (2件)

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