特許
J-GLOBAL ID:200903077711112896

熱安定性の良好な溶融成形用結晶性ポリイミド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-133076
公開番号(公開出願番号):特開2000-103854
出願日: 1999年05月13日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 1.溶融時の熱安定性に優れる、すなわち、溶融時の流動性の経時的な低下が小さく、通常の溶融成形用途に供する事ができる、2.高い耐熱性を有する、3.生産性に優れる、4.寸法精度に優れる、熱可塑性ポリイミドの提供。【解決手段】 本発明により、化学式(1)(化1)で表される繰り返し単位を有し、分子末端が化学式(2)(化1)、及び/又は、化学式(3)で構成されるポリイミドにおいて、数式(1)[数1]及び/又は数式(3)[数3]により計算される溶融粘度比が、数式(2)[数2]及び/又は数式(4)[数4]に示される数値範囲にあることを特徴とする、熱安定性の良好な熱可塑性ポリイミド、および、アゾ化合物の含有量が、0.0〜0.2%であることを特徴とする、前記ポリイミド製造用の化学式(3)で表される1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼンが提供される。
請求項(抜粋):
化学式(1)で表される繰り返し単位を有し、分子末端が化学式(2)、及び/又は、化学式(3)で構成されるポリイミドにおいて、数式(1)[数1]により計算される溶融粘度比MVRが、数式(2)[数2]に示される数値範囲にあることを特徴とする、熱安定性の良好な熱可塑性ポリイミド。【化1】(化学式(2)において、Vは、1価の芳香族基であり、化学式(3)において、Tは、2価の芳香族基である。)[数1]MVR = MV30 ÷ MV5 (1)(数式(1)において、MV5は、試料を420°Cで5分間保持して溶融させ、30〜500[sec-1]の範囲の剪断速度で測定した溶融粘度([Pa・sec])であり、MV30は、試料を420°Cで30分間保持して溶融させ、30〜500[sec-1]の範囲の剪断速度で測定した溶融粘度([Pa・sec])である。)[数2] 1.0 ≦ MVR ≦ 1.5 (2)(数式(2)において、MVRは、数式(1)により計算される溶融粘度比である。)
IPC (4件):
C08G 73/10 ,  C07C217/90 ,  B29C 45/00 ,  B29K 79:00
FI (3件):
C08G 73/10 ,  C07C217/90 ,  B29C 45/00
引用特許:
出願人引用 (14件)
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審査官引用 (19件)
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