特許
J-GLOBAL ID:200903077721976201

オレフィンポリマー物質の連続的グラフト化方法及びそれから得られるグラフト化ポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-034561
公開番号(公開出願番号):特開平7-224123
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 オレフィンポリマー物質を連続的にグラフト化する方法を提供する。【構成】 第1段階が、粒子状オレフィンポリマー物質を (i)フリーラジカル重合開始剤と処理する; (ii) ビニルモノマーと処理する;(iii) 未反応モノマーを除去し、未反応開始剤を分解し、残留フリーラジカルを失活させることを含み、第2グラフト重合段階が、生成したグラフト化オレフィンポリマー物質を (i)フリーラジカル重合開始剤と処理する; (ii) ビニルモノマーと処理する;(iii) 未反応モノマーを除去し、未反応開始剤を分解し、残留フリーラジカルを失活させることを含む方法。
請求項(抜粋):
少なくとも2段階を有するグラフト共重合法を含むオレフィンポリマー物質のグラフトコポリマーを製造する方法であって、(A)その第1段階が次の工程 (i)〜 (iii) :(i) 粒子状オレフィンポリマー物質を、60〜125°Cの温度で、フリーラジカル重合開始剤でありかつ用いられる温度で約1〜240分間の分解半減期を有する0.1〜6.0pphの有機化合物で処理し;(ii) 前記オレフィンポリマー物質を前記温度で、(i) と同時か又はそれに続けて、重複させるか又は重複させることなく、フリーラジカルによって重合できる約5〜145pphの少なくとも1種のビニルモノマーで処理し、この際、前記モノマーは、前記オレフィンポリマー物質に、添加速度があらゆる添加レベルにおいて約4.5pph/分未満となるように5分間から3〜4時間をかけて添加されるものとし;(iii) あらゆる未反応グラフト用モノマーを生成グラフト化粒子状オレフィンポリマー物質から除去し、前記物質中のあらゆる未反応開始剤を分解しかつあらゆる残留フリーラジカルを失活させる;を含み、(B)その第2グラフト重合段階が次の工程 (i)〜(iii) :(i) 第1グラフト重合段階(A)から生成したグラフト化オレフィンポリマー物質を、60〜125°Cの温度で、フリーラジカル重合開始剤でありかつ用いられる温度で約1〜240分間の分解半減期を有する0.1〜6.0pphの有機化合物で処理し;(ii) 前記グラフト化オレフィンポリマー物質を前記温度で、(i) と同時か又はそれに続けて、重複させるか又は重複させることなく、フリーラジカルによって重合できる約5〜145pphの少なくとも1種のビニルモノマーで処理し、この際、前記モノマーは、前記オレフィンポリマー物質に、添加速度があらゆる添加レベルにおいて約4.5pph/分未満となるように5分間から3〜4時間をかけて添加されるものとし;(iii) あらゆる未反応グラフト用モノマーを生成グラフト化粒子状オレフィンポリマー物質から除去し、前記物質中のあらゆる未反応開始剤を分解しかつあらゆる残留フリーラジカルを失活させる;を含む方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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