特許
J-GLOBAL ID:200903077734777330
ガラス溶解炉
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
縣 浩介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-036002
公開番号(公開出願番号):特開平8-208240
出願日: 1995年02月01日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】ガス燃焼式タンク窯のNOx発生量を低減する。【構成】一方の蓄熱室を通って炉内に供給される燃焼空気により一方のガスバーナを燃焼させて、その排気を他方の蓄熱室を通って排出させると共に、燃焼させるガスバーナと給排気方向を一定時間毎に切り換えるようにした交番燃焼式ガラス溶解炉において、炉の天井部、側壁部又は各給排気口付近に設けた燃料噴出口から再燃用燃料を炉内に供給して、炉より排出される排気を燃料過剰状態にすると共に、各蓄熱室の壁面に設けた空気噴出口から排気側の蓄熱室内に再燃用空気を供給して、上記過剰の燃料を完全燃焼させるようにした。【効果】高温燃焼で炉内に発生した多量のNOxを再燃用燃料噴出口から供給される過剰の燃料によって還元することができるので、炉内からのNOx排出量が著しく低減され、またこの過剰の燃料は比較的低温の蓄熱室内で燃焼するので、それ以上NOxを発生するおそれはなく、しかも再燃用燃料は蓄熱室を加熱して燃焼空気の予熱に役立つので、過剰の燃料が無駄になることがない。
請求項(抜粋):
ガスバーナと給排気口の対を炉壁に左右対称に複数設けると共に、各給排気口に連通する左右の蓄熱室を炉外に設け、一方の蓄熱室を通って炉内に供給される燃焼空気により一側のガスバーナを燃焼させて、その排気を他側の蓄熱室を通って排出させると共に、燃焼させるガスバーナと給排気の流れ方向を一定時間毎に切り換えるようにした交番燃焼式ガラス溶解炉において、炉の天井部、側壁部又は各給排気口付近に設けた燃料噴出口から再燃用燃料を炉内に供給することにより、炉より排出される排気を燃料過剰状態にすると共に、各蓄熱室の壁面に設けた空気噴出口から排気側の蓄熱室内に再燃用空気を供給して、上記過剰の燃料を完全燃焼させるようにして成るガラス溶解炉。
IPC (5件):
C03B 5/04
, C03B 5/237
, F23D 14/66
, F23L 15/02
, F27D 17/00 101
引用特許:
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