特許
J-GLOBAL ID:200903077801496812

電子ディジタル画像シ-ケンス再生システムにおける画像デ-タ補間方法、フレ-ム速度アップ変換方法、および特徴的ブロックに関連する真のモ-ション・ベクトルを決定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-344777
公開番号(公開出願番号):特開2000-175193
出願日: 1999年12月03日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 移動するオブジェクトの画質をより優れたものにするための電子ディジタル画像シーケンス再生システムにおける画像データ補間方法等を提供する。【解決手段】 この方法は画像シーケンスに関連する真のモーション・ベクトルを判定するものである。画像にはピクセルのブロックからなるフィールドが含まれている。この方法はピクセルのブロックから特徴的なブロック候補を選択する。特徴的ブロック候補はテクスチャの特徴を示すしきい値以上の輝度分散を有している。同様の番号を付した隣接フィールド内の特徴的ブロック候補が比較され、各特徴的ブロック候補ごとに変位されたフレーム差パラメータの集合が判定される。各特徴的ブロック候補の真のモーション・ベクトルが差異パラメータから導出された重み係数が最小のスコアから判定される。
請求項(抜粋):
画像情報の個別ブロックに関連する真のモーション・ベクトル・データを含むディジタル式に符号化された映像信号が供給される電子ディジタル画像シーケンス再生システムにおける画像データ補間方法であって、前記ディジタル式に符号化された映像情報から、隣接する画像ブロックの近接重み係数に部分的に依存する前記画像情報ブロックごとに前記真のモーション・ベクトル・データを復号するステップと、供給された映像情報から、前記供給された画像情報が不在の中間的な画像の時限に対応する画像シーケンス信号データを補間するステップとを含み、前記画像情報が不在の画像の時限は、前記供給された映像情報に関連する供給された画像の時限の間の前記中間画像時限中に連続的に出現する中間画像情報に対応しており、前記補間は、構成された画像ピクセルに、前記中間的時限の前後に出現する前記対応するピクセルの間の画像の輝度差の情報の分数部分を配分して、前記中間画像時限の平均輝度のピクセルを生成することによって、前記中間画像時限の直前および直後に出現する前記供給された映像情報内の対応ブロック内の対応ピクセルに基づいて、前記各々の中間画像時限内の画像ブロックごとに画像ピクセルを構成するステップと、前記各々の中間時限内に構成された各々の画像ピクセルを、対応するピクセルが基準として供給された時限内にあるブロックに関連する真のモーション・ベクトルの分数部分と大きさが等しい対応する真のモーション・ベクトルと関連付けし、前記分数部分は供給された時限の間に挿入された中間画像時限の数に従って決定されるステップと、前記構成された各々の平均輝度のピクセルを、前記対応する復号された真のモーション・ベクトルの前記分数部分に従って前記中間画像の時限内の空間的位置と関連付けするステップと、を含むことを特徴とする電子ディジタル画像シーケンス再生システムにおける画像データ補間方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 動き検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-244997   出願人:ソニー株式会社

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