特許
J-GLOBAL ID:200903077801749524

力率の測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-067993
公開番号(公開出願番号):特開平8-262073
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】電流センサの出力を増幅器で増幅することなくそのまま利用し、電圧センサの出力の位相ずれを補正して、力率の測定精度を高める。【構成】電圧センサ1〜3及び電流センサ4〜6のA/D変換出力をサンプリング手段8でサンプリングして測定値記憶手段9に記憶させる。電圧センサ及び電流センサについて予め求めた位相遅れ量または位相進み量に基づいて、電流センサの出力の位相ずれを補正しない場合における電圧センサの出力の相対的位相ずれ量を求めておく。位相補正手段10は、相対的位相ずれ量に基いて電圧センサ1〜3の測定電圧の位相を補正して得た位相補正測定電圧を位相補正測定電圧記憶手段12に記憶させる。力率演算手段13は、位相補正測定電圧記憶手段12に記憶した位相補正測定電圧と測定値記憶手段9に記憶した測定電流とを用いて有効電力と無効電力とを求め、求めた有効電力と無効電力とから力率を演算する。
請求項(抜粋):
入力と出力との間に位相のずれが発生する電圧センサ及び電流センサを用いて配電線の電圧及び電流をそれぞれ測定し、測定電圧及び測定電流から力率を演算して力率を測定する方法であって、前記電圧センサ及び電流センサについて予め基準入力信号に対する出力の位相遅れ量または位相進み量をそれぞれ求め、前記位相遅れ量または位相進み量に基づいて、前記電流センサの出力の位相ずれを補正しない場合における前記電圧センサの出力の相対的位相ずれ量を求め、前記相対的位相ずれ量に基いて前記電圧センサの前記測定電圧の位相を補正して位相補正測定電圧を求め、前記位相補正測定電圧と前記電流センサにより検出した前記測定電流とを用いて有効電力と無効電力とを求め、前記有効電力と前記無効電力とから力率を演算することを特徴とする力率の測定方法。
IPC (2件):
G01R 21/00 ,  G05F 1/70
FI (4件):
G01R 21/00 G ,  G01R 21/00 D ,  G01R 21/00 F ,  G05F 1/70 A
引用特許:
審査官引用 (9件)
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