特許
J-GLOBAL ID:200903077820382364

カニューレ及び補助循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212853
公開番号(公開出願番号):特開平10-052489
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 従来よりも外径寸法の細径化を図ることができ、しかも、柔軟性が高くて折れ曲がりにくいカニューレ及び補助循環装置を提供すること。【解決手段】 補助循環装置は、カニューレ1と血液ポンプ3とを備え、カニューレ1は、吸入口11及び吐出口13を有する可撓性のチューブ15と、吸入口11からチューブ15内への流体の流入を許容する一方、チューブ15内から吸入口11外への流体の流出を阻止する吸入弁17と、チューブ15内から吐出口13外への流体の流出を許容する一方、吐出口13からチューブ15内への流体の流入を阻止する柔軟膜状の吐出弁19とを備えている。チューブ15の肉中には、補強部材21が固着されている。補強部材21は、帯状のステンレス線を螺旋状に巻回したもので、帯の一方の面を外周に向けると共に、その裏側となる他方の面を内周に向ける形で螺旋を描いている。
請求項(抜粋):
一方の端に開口する吸入口、および該吸入口から設定距離を保って側壁に穿設された吐出口を有する可撓性の樹脂チューブと、前記吸入口に対して前記樹脂チューブの内側に設置され、前記吸入口から前記樹脂チューブ内への流体の流入を許容する一方、前記樹脂チューブ内から前記吸入口への流体の流出を阻止する柔軟膜状の吸入弁と、前記樹脂チューブの外周側で前記吐出口を覆って設置され、前記樹脂チューブ内から前記吐出口への流体の流出を許容する一方、前記吐出口から前記樹脂チューブ内への流体の流入を阻止する柔軟膜状の吐出弁とを備えたカニューレにおいて、前記樹脂チューブと略同径の螺旋状に成形された金属からなり、前記樹脂チューブを巻回する形で該樹脂チューブに固着された補強部材を備えたことを特徴とするカニューレ。
IPC (2件):
A61M 1/10 510 ,  A61M 39/00
FI (2件):
A61M 1/10 510 ,  A61M 25/00 318 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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