特許
J-GLOBAL ID:200903077833935753

伝搬路推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167653
公開番号(公開出願番号):特開平8-032550
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 伝搬環境が変動した場合でも、伝搬路特性を良好に推定することができるようにする。【構成】 ドップラ周波数検出部30は、データ変調成分が除去された相関信号V1(i) に基づいて、所定の周期で、逐次、ドップラ周波数を検出する。SNR演算部40は、上記相関信号V1(i) と受信信号V2とに基づいて、所定の周期で、逐次、信号対干渉波電力比を算出する。近似データ数決定部50は、これらの出力に基いて、最小2乗法による推定誤差を最小とし得るような近似データ数を決定する。推定値算出部60は、決定された近似データ数分の相関信号V1(i) を使って、最小2乗法によって、近似関数のパラメータを算出し、このパラメータを有する近似関数に基づいて、相関信号V1(i) から伝搬路特性の推定値V3(i) を算出する。
請求項(抜粋):
直接拡散/スペクトル拡散通信方式の通信システムに設けられ、データ変調成分が除去された相関信号との誤差が最小となるように、最小2乗法によってパラメータが算出された近似関数に基づいて、伝搬路特性を推定する伝搬路推定装置において、前記データ変調成分が除去された相関信号のフェージング速度を検出するフェージング速度検出手段と、前記データ変調成分が除去された相関信号の雑音電力を検出する雑音電力検出手段と、前記フェージング速度検出手段の検出出力と前記雑音電力検出手段の検出出力とに基づいて、前記パラメータを算出する際に使用するデータ数として、前記誤差を最小とし得るようなデータ数を決定するデータ数決定手段と、このデータ数決定手段によって決定されたデータ数分の前記データ変調成分が除去された相関信号を使って、前記最小2乗法によって前記パラメータを算出し、この算出されたパラメータを有する近似関数に基づいて、前記伝搬路特性の推定値を算出する推定値算出手段とを具備したことを特徴とする伝搬路推定装置。
IPC (2件):
H04J 13/04 ,  H04B 7/26
FI (3件):
H04J 13/00 G ,  H04B 7/26 C ,  H04B 7/26 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る