特許
J-GLOBAL ID:200903077850624400

光ファイバ導入部の封止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-176619
公開番号(公開出願番号):特開2002-365446
出願日: 2001年06月12日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバを簡易に光ファイバ導入部に気密封止することのできる光ファイバ導入部の封止構造を得ること。【解決手段】 光ファイバ12をファイバ収容溝59に取り付けた金属棒53の下部金属棒部53Aには、凹溝57がリング状に形成されている。この金属棒53を挿入する金属スリーブ52にはその内面の所定位置に凹溝が設けられておりC字状リング58がこの空間に装着されている。金属棒53を図示の位置まで挿入すると、C字状リング58が下部金属棒部53A側の凹溝57に突出して金属棒53の位置を固定する。この状態で金属スリーブ52の端部近傍に低融点金属が充填され光ファイバ導入部の気密封止が行われる。金属棒53を金属スリーブ52に挿入するに際しては光ファイバ12をC字状リング58の中央の空間を通せば良いので、作業性が良くなる。
請求項(抜粋):
所定の内径を有する筒状部材であってその一端から第1の距離だけ奥まった箇所にこの内径よりも大きな径で第1の溝が刻まれた金属スリーブと、この金属スリーブの前記第1の溝によって形成された空間に配置され、外力が作用していない状態でその一部が内壁部分から突出し、かつ外力の作用によってその最も外側に位置する部位が少なくとも前記内壁部分と同一位置まで押し縮められるバネ状部材と、前記金属スリーブの内径よりも小さな外径を有しその先端から前記第1の距離よりも短い第2の距離だけ離れた位置に前記バネ状部材の突出した部分と嵌合する第2の溝を備えると共に、軸方向に光ファイバを収容する複数のファイバ収容溝を設けた前記金属スリーブの長さよりも短い長さの大径部と、この大径部と同軸上に配置され大径部の前記第2の溝が第1の溝と同一位置となる位置まで大径部が前記金属スリーブ内に挿入された状態で一部が金属スリーブの他端側からはみ出すような長さとなった小径部とを備えた金属棒と、この金属棒の前記小径部と前記金属スリーブの他端との間隙に充填された低融点金属とを具備することを特徴とする光ファイバ導入部の封止構造。
Fターム (3件):
2H038CA44 ,  2H038CA47 ,  2H038CA49
引用特許:
審査官引用 (1件)

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