特許
J-GLOBAL ID:200903077868178955

外科手術用器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  篠崎 正海 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-555981
公開番号(公開出願番号):特表2005-512726
出願日: 2002年12月23日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
電気式外科手術切開用メス(1)が、第一電極(2)及び第二電極(3)と、該電極を離間している電気絶縁体(4)とを具備している。該第一電極が該第二電極と異なる特性(断面積、熱伝導率等)を有しており、該第一電極が活性電極になり、そして該第二電極が帰路電極となっている。 該両電極間の離間距離(0.25mmと1.0mmとの間)と、該両極間(2,3)に作用されるピーク電圧との両者は、アークは該両極間に直接的に発生しなくて、第一電極と対象部位における組織との間で発生するようになっている。装置は、使用時に、第一及び第二(2,3)電極間の温度差は少なくとも50°Cになるようになっていて、さらに第二電極70°Cより低い温度に保たれるようになっている。このことは、第二電極を第一電極から熱的に断熱することにより、及び/又は第二電極から熱を、例えば伝導、強制冷却あるいはヒートパイプ(27)の手段により伝達除去することにより達成されている。
請求項(抜粋):
二極型切開用メスと、該二極型切開用メスが取りつけられているハンドピースと、該二極型切開用メスに無線周波数電圧を供給するための電気式外科手術用ジェネレータとを具備する電気式外科手術装置であって; 該二極型切開用メスが、第一電極及び第二電極と、該電極を離間している電気絶縁体とを備えている電気式外科手術装置において; 離間距離が0.25mmと3.0mmとの間であって、該電気式外科手術用ジェネレータが、ほぼ一定のピーク電圧値を有する無線周波数電圧信号を該二極型切開用メスに供給するようになっていて、該ピーク電圧値と、該電極間の該離間距離との間の関係は、該電極間の電界強度が0.1V/μmと2.0V/μmとの間であるようになっており、該第一電極は該第二電極と異なる特性を有していて、該第一電極が活性電極になり、そして該第二電極が帰還電極となるようになっていることを特徴とする、電気式外科手術装置。
IPC (1件):
A61B18/14
FI (1件):
A61B17/39 311
Fターム (3件):
4C060KK03 ,  4C060KK10 ,  4C060KK14
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 米国特許第4706667号明細書
  • 米国特許第3970088号明細書
  • 米国特許第3987795号明細書
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審査官引用 (1件)
  • バイポーラ鉗子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-199189   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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