特許
J-GLOBAL ID:200903077875806430

回線選択装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352477
公開番号(公開出願番号):特開平9-187045
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 ある電話網に障害が発生した場合にも、端末装置と障害発生電話網以外の電話網との間の発着信中継を正常に行うことができる。【解決手段】 電話網(B)4に接続する回線群Nの全回線のレバースを認識し、この全回線のレバースが所定時間継続したとき、電話網(B)4に障害が発生したと判定し、回線群Nの各回線のレバースに対応してレバースさせることにより捕捉していた回線群Mの各回線をレバース解除することにより開放するとともに、発信ルート設定の手順を電話網(B)4を経由するルートを除いてルート設定するように変更して、PBX2と電話網(A)3との間の発着信中継を行い、回線群Nのいずれかの回線のレバース解除を認識したとき、電話網(B)4の障害が復旧したと判定し、この障害復旧判定に基づいて、発信ルート設定の手順を元に戻す。
請求項(抜粋):
端末装置と複数の電話網による電話交換システムにおいて、前記各電話網に複数の回線からなる網側回線群を介して個別に接続されるとともに、前記端末装置に複数の回線からなる端末側回線群を介して接続され、電話網による網側回線の極性反転を検出するための極性検出手段を前記各網側回線群の各回線に対してそれぞれ備え、前記端末装置からの発信に際し、発信ルートを設定し、この発信ルートに対応する網側回線群を選択し、選択した網側回線群の回線を介して前記発信ルートに対応する電話網に対して発信中継動作を行い、また前記複数の電話網の中の任意の一つを第一の電話網とし、第一の電話網に対応する網側回線群を第一の網側回線群とするとき、前記極性検出手段を監視し、第一の網側回線群の回線の極性反転による第一の電話網からの前記端末装置に対する着信開始を認識すると、前記端末側回線群の回線を捕捉し、捕捉した回線を介して前記端末装置に対して着信中継動作を行う回線選択装置において、前記極性検出手段を監視することにより、第一の網側回線群の全回線の極性反転を認識し、この全回線の極性反転が所定時間継続したとき、第一の電話網に障害が発生したと判定し、第一の網側回線群のいずれかの回線の極性反転解除を認識したとき、第一の電話網における障害が復旧したと判定する障害判定手段と、前記障害判定手段に基づく第一の電話網の障害発生時に、第一の網側回線群の各回線の極性反転に対応して捕捉していた端末側回線群の各回線を開放する回線開放手段と、前記障害判定手段に基づく第一の電話網の障害発生から復旧までの間、前記発信ルート設定の手順を第一の電話網を経由するルートを除いてルート設定するように変更するルート設定手順制御手段とを備えることを特徴とする回線選択装置。
IPC (3件):
H04Q 3/58 ,  H04M 3/00 ,  H04M 3/24
FI (3件):
H04Q 3/58 ,  H04M 3/00 E ,  H04M 3/24
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る