特許
J-GLOBAL ID:200903077883193030

筐体の封印装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358111
公開番号(公開出願番号):特開平11-190972
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 所定の装置を収納して密封した筐体が不正に開封されたことを簡単、且つ確実に検出し得る筐体の封印装置において、不正に加えられる静電気あるいは電気的ノイズによる検出結果の改竄を防止できる筐体の封印装置を提供する。【解決手段】 封印装置1は、記憶素子として、コンデンサC2を用いている。従って、筐体24から筐体26が開封されて、封印装置1の電気経路、例えば、本体1aから露出した端子に強い静電気、あるいは強い電気的ノイズ(以下、ノイズ)が加えられた後、筐体26を元に戻されたとしても、コンデンサC2に筐体24の開封が記憶されるため、ノイズの印加が終われば、元の電位に復帰する。すなわち、従来の封印装置に用いられるフリップフロップのように、ノイズによる状態反転といった現象が起こらない。この結果、封印装置1は、不正に加えられる静電気あるいは電気的ノイズによる検出結果の改竄を防止できる。
請求項(抜粋):
所定の装置を収納して密封した筐体が開封されるとその旨を検出して検出信号を発生する検出素子と、該検出素子からの検出信号を受けて前記筐体が開封されたことを記憶する記憶素子と、外部電源にて充電され、外部電源遮断後も前記検出素子及び記憶素子に電源供給を行いこれら各素子の動作を継続させる内部電源と、外部電源を受けて動作し、前記記憶素子に前記筐体の開封が記憶されている場合に、その旨を表す表示信号を出力する表示信号出力手段と、を備え、前記筐体内に収納された筐体の封印装置において、前記記憶素子をコンデンサとしたことを特徴とする筐体の封印装置。
IPC (3件):
G09F 3/03 ,  A63F 7/02 326 ,  A63F 7/02 334
FI (3件):
G09F 3/03 Z ,  A63F 7/02 326 Z ,  A63F 7/02 334
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 筐体の封印装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-185702   出願人:株式会社八剱電子
  • 特開昭63-001916

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