特許
J-GLOBAL ID:200903077913526498

温度式膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-015033
公開番号(公開出願番号):特開2000-213827
出願日: 1999年01月25日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、オリフィスから冷媒が第二の流路へ流入したときの冷媒の急激な圧力降下を小さくして冷媒中に気泡が発生するのを抑制し、気泡の消滅により起こる騒音レベルを低下させることを目的とする。【解決手段】 本発明の温度式膨張弁は、第一の流路42と第二の流路43と第三の流路44とを備えた弁本体41と、オリフィス47aを備えた弁座47と弁体48とを有する絞り機構46と、感熱室61とその感熱室61内の圧力に応じて変位するダイヤフラム57とを有する制御する制御機構54とを備え、該制御機構54は、前記第三の流路44を流れる冷媒の温度を感熱室61内のガスに伝達し且つ、ダイヤフラム57の変位を弁体48に伝達する伝達部材を備えた温度式膨張弁において、前記オリフィス47aの第二の流路43側を、面積が増加する拡開壁面もしくはテーパ壁面47cに形成したことを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
弁本体41と、蒸発器5に送り出す冷媒の流量を調整するための絞り機構46と、蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出される冷媒の温度に応じて絞り機構46を制御する制御機構54とを備え、前記弁本体41は、冷媒を導入するための第一の流路42と、導入された冷媒を蒸発器に送り出すための第二の流路43と、蒸発器5から圧縮機1に向かって送り出される冷媒を通過させるための第三の流路44とを備え、前記絞り機構46は、第一の流路42と第二の流路43とを連通させるオリフィス47aを備えた弁座47と、そのオリフィス47aの開放量を調整するための弁体48とを有し、前記制御機構54は、ガスを封入した感熱室61と、その感熱室61内の圧力に応じて変位するダイヤフラム57とを有し、前記第三の流路44を流れる冷媒の温度を感熱室61内のガスに伝達し且つ、ダイヤフラム57の変位を弁体48に伝達する伝達部材を備えた温度式膨張弁において、前記オリフィス47aの第二の流路43側を、面積が増加するテーパ壁面47cもしくは拡開壁面47c’に形成したことを特徴とする温度式膨張弁。
IPC (2件):
F25B 41/06 ,  F16K 31/68
FI (2件):
F25B 41/06 N ,  F16K 31/68 S
Fターム (10件):
3H057AA04 ,  3H057BB14 ,  3H057BB45 ,  3H057CC06 ,  3H057DD05 ,  3H057EE03 ,  3H057FA24 ,  3H057FD19 ,  3H057HH02 ,  3H057HH18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 冷媒用膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-338158   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平1-291076
  • 特開平1-291076

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