特許
J-GLOBAL ID:200903077930931843

リチウム遷移金属含有酸化物を含むスクラップからの金属抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-293643
公開番号(公開出願番号):特開2001-115218
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 リチウム遷移金属含有酸化物を含むスクラップからCo等の金属を従来法よりも穏和な酸処理条件下で、かつ収率よく抽出し得る方法を提供する。【解決手段】 前記リチウム遷移金属含有酸化物を含むスクラップを乾式粉砕処理のようなメカノケミカル処理を行い、LiCoO2 等のリチウム遷移金属含有酸化物の結晶構造を破壊して酸に浸出しやすい形態に変え、これを低濃度酸に浸出させることによりCo等の金属を効果的に浸出でき、さらにメカノケミカル処理に際し、アルミナ等のセラミック粉末を共存させることにより前記金属の浸出効率を向上させ得る。前記スクラップがフッ素等ハロゲン元素を含む有機化合物からなるバインダーを含む場合においても、ハロゲン元素の酸浸出を抑制できるので、高温高濃度の酸を用いる従来法に比し、金属抽出率および作業性の向上が期待できる。
請求項(抜粋):
リチウム遷移金属含有酸化物を含むスクラップをメカノケミカル処理に供し、前記リチウム遷移金属含有酸化物の結晶構造を変化させた後、常温で酸に浸出させることを特徴とするリチウム遷移金属含有酸化物を含むスクラップからの金属抽出方法。
IPC (5件):
C22B 7/00 ,  B01D 11/04 ,  C22B 3/04 ,  C22B 23/00 ,  H01M 10/54
FI (6件):
C22B 7/00 G ,  C22B 7/00 C ,  B01D 11/04 B ,  H01M 10/54 ,  C22B 3/00 A ,  C22B 23/04
Fターム (18件):
4D056AB08 ,  4D056AC22 ,  4D056BA03 ,  4D056CA01 ,  4D056CA06 ,  4D056CA34 ,  4D056DA01 ,  4D056DA05 ,  4D056DA06 ,  4K001AA07 ,  4K001AA19 ,  4K001AA34 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001DB05 ,  5H031AA02 ,  5H031EE01 ,  5H031RR01
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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