特許
J-GLOBAL ID:200903077931388655

ニッケル含有廃液スラッジからの硫酸ニッケルの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松本 悦一 ,  椎名 彊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-077003
公開番号(公開出願番号):特開2004-284848
出願日: 2003年03月20日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】ニッケル含有廃液スラッジからの硫酸ニッケルの回収方法を提供する。【解決手段】ニッケル含有廃液スラッジに硫酸を添加し濾液を冷却晶析処理しニッケル結晶を得る。該結晶を水にて再溶解し結晶中に含まれる微量Fe3+を沈殿除去し硫酸ニッケル液を回収する(第1工程)。前記晶析の濾液に鉄粉を添加して鉄とニッケルを置換するセメンテーション処理を施してニッケル鉄粉を回収し鉄粉を硫酸にて再溶解させて硫酸ニッケル液を回収する(第2工程)。ニッケル含有廃液スラッジを硫酸で溶解し、該溶解液に炭酸カルシウムを添加するとともに、該溶解液含有鉄をFe3+としpH調整、濾過し鉄含有石膏を除去してニッケル原液とし、該ニッケル原液を濃縮後冷却晶析してニッケル結晶として回収し、該ニッケル結晶の晶析後の残液をpH調整および濾過することにより塩素分を除去したニッケル含有石膏を前記ニッケル含有廃液スラッジに添加して循環処理する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ニッケル含有廃液スラッジに硫酸を添加して固形分を溶解し、該溶解液から残渣異物を濾過した濾液に冷却晶析処理を施してニッケル結晶を晶析させ、該晶析結晶を水にて再溶解し結晶中に含まれる微量Fe3+を沈殿除去することにより硫酸ニッケル液を回収する第1工程と、 前記晶析したニッケル結晶を濾過した濾液に鉄粉を添加して鉄とニッケルを置換するセメンテーション処理を施してニッケル鉄粉を回収し、該ニッケル鉄粉を硫酸にて再溶解させて硫酸ニッケル液を回収する第2工程とを有することを特徴とするニッケル含有廃液スラッジからの硫酸ニッケルの回収方法。
IPC (8件):
C01G53/10 ,  B01D9/02 ,  C22B3/04 ,  C22B3/46 ,  C22B7/00 ,  C22B23/00 ,  C23F1/46 ,  C25D21/16
FI (15件):
C01G53/10 ,  B01D9/02 601E ,  B01D9/02 602B ,  B01D9/02 603B ,  B01D9/02 604 ,  B01D9/02 606 ,  B01D9/02 615A ,  B01D9/02 618B ,  B01D9/02 619A ,  C22B7/00 H ,  C23F1/46 ,  C25D21/16 A ,  C22B23/04 ,  C22B3/00 U ,  C22B3/00 A
Fターム (19件):
4G048AA07 ,  4G048AB02 ,  4G048AB08 ,  4G048AC08 ,  4G048AD03 ,  4G048AE02 ,  4K001AA10 ,  4K001AA19 ,  4K001BA14 ,  4K001BA16 ,  4K001BA17 ,  4K001DB03 ,  4K001DB18 ,  4K001DB22 ,  4K001DB24 ,  4K057WA18 ,  4K057WB03 ,  4K057WH07 ,  4K057WM19
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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